斬新的な発想、ソースを飲むためにコロッケが存在している説

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西日本ではすでに台風11号が上陸してえらいことになっているけど、その台風といえば欠かせない存在がコロッケ。以前解説したこともあるけど、昔2ちゃんねるで台風に備えて何故かコロッケを大量に買い込んだ人の書き込みが、この風習のきっかけ......とされている。

で、そのコロッケ関連だろう、フランクフルトの調味料として欠かせないケチャップ、コロッケには欠かせない(いや、目玉焼きにおけるしょう油とソースの話のように、人それぞれだけど)ソースの存在について、従来とはまったく正反対の発想が呈されていた。なるほど、ケチャップを飲むのは単なるおかしな食のスタイルでしかなく、内臓疾患の懸念もある(塩分の取りすぎ)。でもフランクフルトにつけて食べるってのは量もセーブできるし、ケチャップの味わいをさらに深みにあげることにもなる。あれだね、大阪での揚げ物の「ソース2度がけ禁止」のような、ソースなどのかけもの的調味料へのこだわりが、この「実はケチャップがメインでフランクフルトはサブ」って発想につながったんだろうな。

ラーメンにおける麺とスープとの関係は、多くの人に「どちらがメインか」と考えさせられるものがある。でもコロッケとソース、フランクフルトとケチャップの場合、ソースやケチャップがメインである、との発想はなかなかない。当方も実のところ、メインとまではいかないだろうなぁ、とは感じているものの、大きな要素であることに変わりは無く、なるほどね、そういう考えもあるわな、と納得はさせられた。ほら、コロッケにたっぷりと、揚げ面が隠れる位にソースをかけて食べる人っているじゃん? あれってソースを食べているように見えるよね。

こういう発想の転換も、新しい物事を考える際には必要なのかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月10日 07:07に書いた記事です。

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