修正のために元画稿の下に新しい紙を重ねて切り抜いて、新しい紙を元の原稿の切り抜いた部分にはめ込むときは裏からテープで貼った後、切り抜き部分の境目はカッターの圧力で少し捲れているので境目を裏側からゴシゴシこすっとくと切り抜き線がピッチリして見た目にも印刷にも出にくくなる
— 林家志弦(は×ブニャーン第1巻8/20) (@8848426) 2014, 8月 12
十何年原稿修正し続けて気が付いたたったひとつの冴えたやり方が「裏から境目をこする」だけでした 修正液で消すのも有りだけどグラデとか貼ると出るときもあるのよ
— 林家志弦(は×ブニャーン第1巻8/20) (@8848426) 2014, 8月 12
しっかりとした力強いタッチと精気・スピード感にあふれる画風で印象深い林家志弦センセによる、印刷しても分かりにくいステキングな修正方法の教示。当方は御絵描きさんでもないし同人作家でも、そしてもちろん漫画家でもないので具体的にこのようなレベルの作業をしたことはないのだけど、近いことはかつてアナログで図版を作っていた際にやったことがある。
修正液でちゃっちゃっと修正するのが一番面倒がないんだけどね。やはり万能ってわけじゃなくて色々と問題も生じてくる。この手法は覚えておいて損は無いなあ、ということで覚え書きも兼ねて。
で、ちょっと気になる人も多いだろうし当方も「あれ?」と思ったことも直後に語っていた。
全ての作業を一番きれいにできるのは「デジタルに移行すること」だと思うけどまだ紙とペンでいたい
— 林家志弦(は×ブニャーン第1巻8/20) (@8848426) 2014, 8月 12
タイトルで「非デジタル」としたけど、最初は「アナログ」って書いたのを修正したこともあるんだけど、今では漫画家先生も多分にデジタルに移行していて、アナログ執筆ってのは珍しいのよね。説明にいわく、林家志弦先生は今なおフルアナログなんだそうな。今後編集・印刷方面でちゃんと対応してくれるかどうか少々不安な部分もあるけど、これはこれでステキなところもあるなあ、と思う系ふわりん。
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