「トップガン」のパロディ映画か何かのシーンのように思える、空母のカタパルト(甲板から航空機を発進させるために勢いをつかせる装置。ゴムのパチンコ、あるいは高速自動移動歩道みたいなもの)に何故かブーツを実装し、それを吹き飛ばすというもの。なにこれ怖いっていうか、ブーツトウテキ、ナンデ!? みたいな。
派手なアロハシャツを着てスーパーホーネットに発艦の合図を出す、シューターの海軍大尉→ http://t.co/S3q6e3mahr 空母ロナルド・レーガンのシューターとして、転勤する前の最後のシューター業務。シューターが転勤する前には米海軍謎の伝統行事があるのです。それは・・・
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) 2014, 8月 12
カタパルトでブーツ飛ばし!履いているブーツを脱いでカタパルトで空母の飛行甲板から打ち出すという、米海軍の謎の伝統行事なのです。アロハ大尉ではない別のシューターがブーツをカタパルトに装着しているところ→ http://t.co/fqEIVFh1zz
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) 2014, 8月 12
米海軍謎の伝統「シューター転勤前のカタパルトでのブーツ飛ばし」の前に、靴下でカタパルトの端まで走る3人のシューターたち→ http://t.co/FQIOj4APa5 右のシューターの白い靴下の裏が真っ黒になってます。この汚れは落ちないかも知れませんね。
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) 2014, 8月 12
米海軍謎の伝統「シューター転勤前のカタパルトでのブーツ飛ばし」の前に、カタパルトの端まで行って戻ってきたシューターの海軍大尉→ http://t.co/2fGsUa5P5t 「ここからブーツが飛んじゃうのか」と言っていそうな、カタパルトの端にいるシューターの姿がシュールです。
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) 2014, 8月 12
残念ながら今回のブーツ飛ばしでは、ブーツが飛んでいく写真がないのですが、ご参考までにこんな感じです→ http://t.co/tpJQHIKFrr 思ったほど飛距離は伸びません。
— 在日米海軍司令部 (@CNFJ) 2014, 8月 12
で、実はこれ、カタパルトの担当者が別の空母なりに転勤する際の、恒例のイベントみたいなものだそうな。伝統芸能というのか、なんというか。このようなイベントが転勤ごとに行われるってのは、興味深いものだなあ。歴史については語られてないし、検索しても見つからないので不明だけど、過去において誰かが冗談紛いにはじめたものが伝えられて、いつのまにか慣習化してしまったんだろうな(達者でなーってことで本人を飛ばすわけにはいかないので、ブーツにしたんだろうな)。上の動画も随分と古いものだし。
こういうノリの良い慣習って、米海軍に限らずどこの軍にでも多かれ少なかれ存在しているもの。よもやま話的な書籍ではその断片を知ることが出来るけど、映像として、ましてや動画として残っているってのは非常に貴重なお話。「ブーツをカタパルトで飛ばす米海軍」として、覚えておくに越したことはない。...何か得するような事案が発生するとも思えないけど(笑)。
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