いやまあ、「税収足りないから増税!」って解りやすいっちゃ解りやすいんよな。政府に信用ある限り、債務は返さなくても問題ないって、なかなか受け入れがたいんじゃないかと思う
だけど、それを政治家が鵜呑みにしてどーする
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 8月 13
先のGDP速報や消費税率改定周りの話で。税率上げれば税収上がるし消費税なら財務も健全化するよ、という話は何度となく見聞きするし、消費税率の動向と税収の周りの記事を旧サイトに挙げた時にも色々とツッコミが来た記憶があるけど。結局こんな感じなのよねー、という話を。
@nekoguruma というより、財務健全優先派とか財務省関係者ってのは、税収云々ってのも実は二の次、三の次で、財務の健全化「みたいな」ことが最優先事項で、その他はどうでもいいって感じととらえると理解しやすいかも、です。要は「景気が悪くなっても健全化が出来ればどうでもいい」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
@nekoguruma 健康のためなら「加工品」の類は一切食べずに栄養失調になっても構わない、みたいな。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
@nekoguruma あと「健全派」の主張としては「景気悪くなって税率減るとかいうてるけど、代替減税とかしてるやん」という反論するんですよね。でも「定率減税」の前例作っちゃってるんで信用ならんのですよ。財務省曰く、「定率減税? ええ、恒久的と言いました。しかし (続く)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
@nekoguruma 「恒久的なので、恒久ではないから廃止します」ってのをやらかしてますからね。「住民税が2倍に増えた」「自営業者はツラい」の謎を探る(2)......定率減税廃止がかなめ!? http://t.co/IMNt38XYKB
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
@nekoguruma 物凄い安直な例えですが、「まだ風邪治ってないのに『健全なる精神は健全なる肉体に宿る』云々と寒風摩擦させるな」というところでしょう。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
@nekoguruma まぁ、特に財務省関係者の言うことは間違っちゃいないんですよ。彼らにとっては財務の健全化・税収の安定化が最優先事項ですから。その意味では仕事をちゃんとしてるんです。ただ、それはあくまでも彼らの部局内での価値観であり、国全体のとごっちゃにしちゃまずいんですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
@nekoguruma (まぁ、あとは「海外と比べたらまだ税率低いやん」とかいう意見もあるでしょうけど、先の風邪の例えと同じで、「それ、今やらなあかんこと? 優先順位間違ってるんとちゃう?」みたいな感じで)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
(それこそ石油が沸いて出るわけじゃないんだからリソースは限られてるんだし、そのリソースを少しでも増やすためには内需拡大がてっとり早いわけだし、そこで出鼻くじいてどうするの、という。家を丈夫にするレンガ作るために、家の土台部分の地面ほじったら何の意味もないでしょうが......)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 13
まとめると大体こんなところ。いくぶん端折ってる感もあるけど、個々が個々の立場のみで考えてベストを尽くそうとするので、全体的にはおかしくなるという、包括的統括が出来ない、ゆがんだ状態の典型例という感じかな。最終目的は税収の増加・安定化にあるのは理解できるけど、それを手っ取り早い方法だけに頼るのはどうよ? という感じなのよね。
あとは......リソースそのものは有限であること、【風が吹けば桶屋が儲かる的な「経済波及効果」】などでも解説しているように「経済波及効果」を考えると、国家レベルでのリソースの配分にもメスを入れる必要があるのかもしれないなあ、と。他に事例があるのかどうか知らないし、暴論・妄想のレベルだし、憲法解釈上アウトでしかないんだけど......
例えば「年金受給と選挙権の択一性の制度」とかね。自動車免許のように選挙権を返上すると年金受給額が基本設定の5割増しになる、選挙権を確保し続けていると基本設定の半分しか取得できず医療周りのサポートも若年層と同レベルに留まるとかね。シミュレーションのレベルででも色々な試算はできると思うよ。
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