ヤバそうなメールが来た。 pic.twitter.com/8AGodzEyMP
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) 2014, 8月 14
普通にウイルスだった。
https://t.co/zmnH9uH90c
— Hiromitsu Takagi (@HiromitsuTakagi) 2014, 8月 14
該当メールを見た時「しまった、その発想は無かったわ」と感心......って本当は感心しちゃいけないんだけど......してしまった話。スパムメールの手法は多種多様に渡り、どうやってでも読み手に該当添付ファイルをクリックさせたり、URLからアクセスさせようとする。で、今件では「学生の研究の一環としてアンケートをやってるので、どうか協力して欲しい」というもの。
正直、この類の話は結構来る。見も知らずの学生さんから突然メールが来て、論文で使うのでこの記事のこのグラフを使わせてほしいとか、このページの内容を使わせてほしいとか、実例はいくらでも当方も体験している(蛇足的な話になるけど、その類のやり取りにおける礼儀は、今のところ学生さんの方がまとも&礼儀正しい。同じような資料請求をしてくる類に、テレビ局などの製作スタッフのも時折あるんだけど、ぶっちゃけそちらの方が作法的には酷い)。
で、今件はそのような「学生の卒論で使うデータ収集」と称して、添付ファイルを使ってほしいと誘導し、さくっと信じてクリックすると、それはウイルスでしたというトラップ。文面は一応日本語として妙なところも無いし(ただ「最も真実な感じで」という言い回しにはやや違和感を覚える)、これなら信じてしまいそう。
プロバイダなりメーラーなりでフィルタが作動していれば問題ないけど、それらをすり抜けて受信してしまう場合もある。どのような事例であろうとも、自分が直接知っている相手からでない限りは、添付ファイルなり誘導URLの類は全てパス。これが一番安全。
コメントする