次のデマのトレンドは「空気感染するエボラ出血熱」だと思って念のためにツイッター検索してみたらもーいっぱい出てやがった。エボラは接触感染のみ、感染者の体液、血液、糞尿などが非感染者の粘膜部分つまり口腔や目、傷口などに接触しない限り感染しません。騙されないようにしましょう。
— 笹本祐一@ミニスカ宇宙海賊12八月発売 (@sasamotoU1) 2014, 8月 15
「いや、すでに出回ってるやん」という素敵なオチが1ツイート内でついているけど、アフリカ方面で大きな問題となっているエボラ出血熱。これについて日本の対応がどうとか騒ぎ出しているジャーナリストな方もいるけど、専門家の意見をしっかりと見聞きして、冷静な対応で臨めば良いだけの話。またぞろ、新型インフルのように自称専門家がデマを流しかねないからね。
で、ご指摘の通り、空気感染なるものは現在では確認されていないので(今後確認された場合は、状況がそれ相応に変化するので、すぐに分かる)、その類の話を見聞きしたら......
対応を怠れっていってるんじゃなくて、「空気感染するエボラ」というツイートを見たらちゃんとソースを確認して無責任にRTするなって話です。
— 笹本祐一@ミニスカ宇宙海賊12八月発売 (@sasamotoU1) 2014, 8月 15
という判断で間違いない。要は想像から思い込み、そして断定、他人への拡散という、典型的なデマへの道を自ら作るな、という話。震災後にいくらでも経験してきたでしょ?
ただ......
(エボラ周りのデマは、個人的には「メールやツイートやLINE経由で伝わる」レベルにまで行くと思う。1万人いれば一人ぐらいは信じてしまいそう。「放射線で進化してデジタル化されて受信側で再生する機能を云々」とかそれらしい話付きで)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 15
という指摘もした通り、この類の電波的なデマは必ず流されるだろうし、そろそろ震災周りの煽り情報の新鮮度も落ちてきているところから、悪質なまとめサイトによる煽りや、講習会やら情報商材やら親族の味噌を売り込むような「山師」的存在は、少なからずこれにも目を向けて、ネタにするだろうなあという予感、いや確信がある。震災系、原発系で色々と予言を続けている方々の動きに、色々な意味で注目すべきなのかもしれない。
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