同人誌即売会に出没する「自分語り」対策の話

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先日終わったコミケに限らず、趣味色が強い即売会のイベントでは遭遇しそうな事例の一つが、この「自分語り」的な来訪者(お客様、とも言い難い)。要は同好の友を見つけたとばかりに突撃し、そのまま朝まで討論的なアプローチをかけてくる。当然売り場は埋まってしまい、他のお客の邪魔にもなるし、商品そのものも見てもらえなくなる。コンビニで店員と雑談を始める一部お年寄りの方とか、バイト店員とその友達とか、本の棚を占拠する立ち読み陣みたいなもの......と例えれば分かりやすいかな。

まあ、「自分語り」側の気持ちも分からないでは無い。【「知人との交友」「情報探索」がメイン...ソーシャルメディアの利用目的(2014年)(最新)】などにもある通り、ソーシャルメディアの利用目的で「普段の知り合いとの交流」「情報探索」に続き「自分と同じ趣味・趣向を持つ人を探す」が入っている位、自分と同じ趣味を持つ人、趣味に関して「分かってもらえる人」を探したくなるもの。ましてやそれ系の集まりにおけるイベントなのだから、出会える可能性は極めて高い。興奮したくもなる。

↑ ソーシャルメディアの利用目的(ソーシャルメディア利用者限定)(複数回答)(2013年末)
↑ ソーシャルメディアの利用目的(ソーシャルメディア利用者限定)(複数回答)(2013年末)


でも即売会で売っている(頒布している)のは出会いの場で無ければ討論の時間でも無く、商品。下手すりゃ営業妨害的な話となる。荷物を持っていることも多いので、テーブルを丸ごと隠してしまうことも少なくない。そんな時の対応策としてまとめられたのがこのツイート。

ただこのうち②や③は場合によっては効果が無い。そのような良識......というか一般的な判断が出来る相手なら、そもそもこんな行動は示さない。まぁ、ごく一部だとは思うのだけどね。領域が狭い、対象人口が少なめな趣味の話だと、そういう事例も少なくないかもしれない。しかし接客の様式の一つとして覚えておくと無難ってことには違いないわな。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月19日 06:37に書いた記事です。

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