医療機関内での携帯電話などの使用に関する新指針、電波環境協議会が正式発表

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【「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」等の公表について】

↑ 新指針に基づいた病院内での利用規定一例
↑ 新指針に基づいた病院内での利用規定一例


携帯電話の性能が向上し、利用スタイルも変化を遂げているということで、電車や病院内での携帯電話の利用方法に関する指針を新しいものにしようじゃないかということで、電波環境協議会があれこれ模索していた新指針。先日【病室はOK、手術室やICUはアウト...病院内の携帯電話の取り扱いも変わる】で解説したようにたたき台が公表され、それに基づいて意見募集が行われ、その結果も合わせて今回正式に指針としての公表となった。

上にある表は新指針に基づいた一例。もちろんこれが定型フォーマットってわけじゃなくて、あくまでもサンプル。病院によって状況はケースバイケースなんで、このスタイルでないとダメってわけでもない。ざっと見で分かるんだけど、電車の中での留意事項同様、通話の方が厳しく、メールやウェブ閲覧は少々甘め。

別所で定期的に報告している通り、現在も通院している当方にとっては、待合室では通話もメールも双方ともオッケーってのがちょっと新鮮。これまでは病院に入る時点で携帯電話の電源をオフにしていたんだけど、おばさん達の中には「携帯電話は使わないで」という壁の貼り紙を無視して平気でバリバリ使っていたり、さらには着信に応対して会話しているってのがあったからねえ。

今回このように正式に新指針が発表されたことで、医療機関での携帯電話周りの注意書きも色々と変わってくるんだろうな。今度通院する時に注意して見てこよう。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月20日 07:48に書いた記事です。

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