京都市交通局はホンマ天才 pic.twitter.com/8M1L1qWs8Q
— かに山たべれない太郎 (@708nao) 2014, 8月 8
公共交通機関のラッピング広告は半ば当たり前の時代になったけど、単にラッピングをするだけではなく、対象となる車両などの特性に合わせ、「あ、これはステキ」と思わせる発想・アイディアによるものもちらほらと見かけるようになった。海外系の広告サイトではよく紹介されているけど、日本ではさほど多くない(無いわけじゃない)ので、余計に斬新に見えるのかもしれない。これもその一つで、ヨドバシカメラによるラッピング広告。写真投稿者は対象となるバスのアイディアと誤解して京都市交通局を賛美しているけどね(^^;;;
バスのタイヤの部分をカメラのレンズと一体化させ、ラッピングの面積を有効活用すると共に、レンズの伸び縮みで動く様子をもイメージさせ、見た人の注目を集めるという観点では非常に優れたものとなっている。動画でもいくつかこの様子が捕えられており、動体で見るとさらにその良さが分かる。
広告を打つ側の企業の商品やサービスと、交通機関の形状の特性の組合せによるものだから、すべてのラッピング広告で似たような工夫ができるわけじゃないけど、この発想は大事にしたいし、似たような広告展開をする場合には「こういう切り口もあるのか」という形での参考にはなる。見た人を不安がらせたり困らせたりではなく、純粋に、そして半ば喜び的な感情と共に驚かせて注目させる広告の切り口は、デジタルだろうとアナログだろうと、もっともっと展開して欲しいものだよね。
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