動画投稿主の解説にも特に詳しいことは書かれていないので前後関係や詳しい状況は不明なのだけれど......紐靴をはいた人とカラスが映像上に映っていて、カラスはしきりに靴をつついている。しかもよく見ると単につついているのではなく、紐の部分をひっぱり、締めている紐をほどいてしまっている。
これだけでも「器用だな」と驚かさせられるのだけど、もっと驚くのはその後の展開。靴ひもがほどいた人がその紐を結び直すために体を折り曲げ、手に持っていた小型のフライパンを地面に置くと、すかさずカラスはフライパンの方にかけより、そのフライパンを奪い取ろうとしてしまう。しかし人は紐を結び終え、フライパンを手に取り直す。
するとどうだろう。さらにカラスは紐を引っ張り直し、フライパンをつついて自分の手元に移動しようとする。果たして「紐を引っ張る」と「フライパンが目の前に置かれる」という流れが連鎖的なものとしてカラスに認識されているのか否か、単に「紐を引っ張るのが面白い」「フライパンが欲しい」が別々のアクションでしかないのか、その実態はカラスに聞いてみないと分からないのだけど、カラスの賢さを改めて思い知らされる映像には違いない。
手塚先生の「鳥人体系」っていう作品を思い出したのは当方だけではあるまい(笑)。
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