「日本で「バイラルメディア」と自称するコピペサイトはまとめサイトでしかない」激しく同意

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他所でも結構話題に登ることがあるんだけど、海外でバイラルメディア(時々未だに「バイナルメディア」って書いちゃうのよね)と呼ばれるものが流行っているので、それを模したように見せてコピペサイトを正当化しちゃおうせ、という動き。結局現状ではこんな感じになっているなあ、という意見に激しく同意という感。ただ、「捏造デマ記事」云々ってのは、込み入ってるか否かは別とすれば性質的には似たようなものだし(込み入っていようがいまいが、意図的な虚報は煽動系、PV稼ぎのデマでしかなく)、デマ記事として疑わしい、あるいは確信しているものをコピペしたら、結局やってることは同じな次第。


色々と正当化するための主張やら、さらにはむしろ支持しない方が遅れてる的な、まるで悪質な新興宗教の勧誘みたいな切り口を用いているのもあるけれど(言葉は悪いけど、そういう煽動的な手法を用いるのも、それ系の広告関係者の手口ではある)、結局指摘の通りコピペでちょっとそれっぽい味つけをしているだけなので、結局は淘汰されてしまうことになる。問題なのはその過程で、真面目にやってる、自分で作っているところまで巻き込まれてしまう事。「自滅するならあんたらだけで勝手に滅んでくれ、他まで巻き込むな」という感じ。

同じようなタイミングで、似たような手法として問題視されている「ニュースキュレーション」についても結局こんな感じではという指摘も。


大体言い得て妙で、大義名分と本音のかい離が大きすぎて、しかもその大義名分があまりにも嘘くさくてすぐに嘘だと露呈してしまうにも関わらず、ドヤ顔しながら真実であるかのように語られるあたりが、首を傾げざるを得ない。例の「ネイティブ広告」も性質的には同じ。いったいどちらを向いてやってるの? という根本的な部分から道を外しているようにしかみえないのよね。

盗用やら煽りやらダマシやらがビジネスモデルってのなら、それはそれでいい。けれど、他の真面目にやっている人たちまで巻き込むのは勘弁願いたい......と思ったけど、そもそもそういうビジネスモデルって、真面目なところへ横から割り込んで利益をかっぱらうってのが根本にあるから、それを求めるのは無理って事なのか。

最初の話に戻るけど「バイラルメディアと呼ばれるコピペサイト」って、結局2ちゃんまとめの名前を変えたようなもの、変化型って言った方が間違いはないよね。ネイバーまとめの傍若無人さが見逃されたので「あれがいいんなら、それじゃ俺達も」ってことになったんだろうなあ......。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月21日 07:15に書いた記事です。

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