「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら辞めておけ」を実践して、高い方を買った。これを肝に命じてから、不思議なことに無駄なものをホントに買わなくなったなぁと思う。
— SUZU SUZUKI (@suzukyuin) 2014, 8月 19
この呪文 https://t.co/R2U9SYaiMw は、一見高い物を買ってしまうのでお金がかかりそうなんだけど、実際は無駄なものを10やめる事になるので、堅実なお金の使い方になってるように思う。
— SUZU SUZUKI (@suzukyuin) 2014, 8月 19
「一番欲しいものを値段を考えずに買う」効用って思っている以上に凄いわ。これって非常に複雑な人の心理を一発で解決するんだなぁ。自分にとって一番いいものを買うと、足りないものを代替の何かで満たさなくて良くなるのね。
— SUZU SUZUKI (@suzukyuin) 2014, 8月 19
反意語は恐らく「安物買いの銭失い」だろうなあ、という話。いくつかの選択肢の中から商品を購入する機会があった時、あるいは特定の商品を買おうか買うまいか迷っている時、その思案の軸が価格にあるのなら、それを取っ払って判断しろという話。価格の選択軸を無視すれば、純粋に良いものを選べるようになるし、価格での判断が優先してしまって商品やサービスそのものの内容への考慮がおざなりになることもない。
似たような話で「本当に質相応の価格を持つ商品は、その価格を有するだけの内容を秘めているので、目も肥えるし利用の際の便宜も相応に得られるので、結局価格以上の付加価値を手にすることになる」という話もある。良いものに囲まれないと、選択眼は身につかず、結局自分自身も貧相なものにしてしまうという話。この辺りが「無駄なものを10やめる事」につながっているのかな。
また「一番欲しいものを値段を考えずに買う」ってのは同時に、買い逃しを防ぐ意味もある。欲しいと直感的に思ったけど、ちょっと値段が張るので躊躇した。でもやっぱり欲しいなと思って再び足を運んでみたら、すでに品切れだった......という経験をしたことがある人は多いはず。「衝動買い」は決してほめられる話ではないし、個々の財力によって天秤をかける必要はもちろんあるのだけど「値段に振り回されるな」という教訓は非常に有益なのには違いない。値段に振り回されると、多分に財布の中身まで振り回されかねないからね。
まぁ、でも個人的には。「安い物の中にも良いものはあるよね」という事例もあるので(そもそも論として「なぜその価格になったのか」という点で、単に市場理論が過激に働いてしまった結果によるものもある)、今件を鵜呑みにするのも問題だなあ、とは思うのだけど(^^;; 少なくとも「良いものにはそれなりの対価が必要」ということは忘れないようにしないと。
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