子供の頃、「処分」て殺処分しかないと思ってたから、学生とか会社社長とかやらかした公務員が処分されるってニュース聞くたびに「なにもそこまでしなくても」って思ってた
— 黒澤犬彦 (@fumbledog) 2014, 8月 21
窃盗と万引きのように同じ事象を別の言葉に言い換えるような案件では無く、同じ言葉が複数の意味を持つ時に、別の意味で読み取ってしまう際の悲劇、というか喜劇。大人になれば「そんなはずは無い」という世間一般の常識や、具体的にどのような手が講じられたかまで知ることになるので、こういう勘違いは無くなるのだけど、予備知識も無い子供の場合、確かに「処分」と聞くと「打ち首獄門」的なニュアンスに受け取ってしまうのは仕方がない。
偶然にもほぼ同じタイミングで、似たように子供の頃の勘違いに関する話が持ち上がっていた。
子供の頃「脱サラ」と「脱税」を混同しており、両親の「あそこの旦那さん、脱サラして蕎麦屋はじめたんだって」みたいな雑談に側耳を立てて「(そんな話して大丈夫なの...?)」とドキドキしていた記憶がある
— Shinichiro Oba (@ooba) 2014, 8月 22
そもそも子供には税金周りやサラリーマンの就業状態、退職して別の職に就くことの意味など深く認識していようはずもない。同じ「脱」がついているということで、「脱サラ」と「脱税」を勘違いしてしまうことはありうる。しかも内容的に「脱税して不正なお金を得て、そのお金でそば屋を始めた」と、それなりに筋道が通る内容になるので、信じてしまっても不思議ではない。
自分自身もこんな感じの勘違いをダース単位でしていたに違いないけど、そのほとんどは覚えていない。子供のうち、あるいは覚えているうちにそういう類の話をまとめ上げていくと、結構面白い語録が出来上がるかもしれないな。
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