①"子どものうちから「誰かのせい」ということにして自分を守っていると、前向きな正しい努力から逃げる人間になってしまうかもしれないのです"[大人気「妖怪ウォッチ」が子どもの脳に与える"意外な影響"とは?] All About http://t.co/BYaB32iT8e
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 23
先の「艦これ」の話じゃないけれど、「妖怪ウォッチ」が世間一般に周知されるにつれて、多種多様な方面の意見が成され、中には当然本来別方面の専門家が、なんだか良くわからない、けど専門家としてはそんな感じの意見なんだろうなあ、という話を持ち出してくることがある。今件もちょっと話題に登っていた内容を調べ、一次ソースを見つけたもの。説明に曰く「何か困った事象を妖怪のせいにするという世界観なので、それに慣れると子供は逃げの精神を学んでしまう」との分析。脳神経外科医の先生のお話。
②一応後半部分で「新たな発想力を身につけて、人を傷つけるような言葉はなしにして、どんどん「ダジャレ」を言ってもらいたいものです。私は妖怪ウォッチのことを素晴らしいコンテンツだと思っています」とフォローは入れてますけどね......
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 23
③「誰かのせいにすることはよくない」という話を「『妖怪ウォッチ』のせいにしてないかい?」という禅問答的な感を覚える系ふわりん
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 23
と、一応記事後半の部分で十分以上なフォローはしているけど、当方が最初見聞きしたのは前半の部分だけということもあり、多分にインパクトのある部分だけが伝承されてしまう可能性が高い。そしてその部分に正当性があるのか否かは滅多に議論されない。第一前半部分でもメタネタというか禅問答的な話になってしまっているし。
④さらに今件は先日 「妖怪ウォッチ」はなぜ子供達に受け入れられたのか(下)...子供目線での内容と「妖怪」編 http://t.co/1Z2M79PRoA で解説の通り、妖怪そのものの定義がそうなんだから当然、それいうたら妖怪そのものの否定になるやんという感じ。みたいな。ていうか。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 23
と指摘したけど、そもそも論としてそれが「妖怪ウォッチ」、さらには妖怪そのものの定義なのだから、それを否定したら身もふたもないじゃんというのがホンネの所。それに、「妖怪ウォッチ」で何かに責任回避をさせるクセが付くというのは、正直心配し過ぎ。
まあ、妖怪ウォッチがなかった時代に生まれ育った大人も「○○のせい。自分は悪くない」というのを自然に身に付けているので、今更妖怪ウォッチだけがそういう思考の根源になる、ってことはないですよ(・ω・)
— 加藤AZUKI@ぱつんぱつんぱんつ! (@azukiglg) 2014, 8月 23
まさにその通り。さらにそれが無いと、逆に精神的に追い込まれ、折れやすい心を持つ人に育ってしまうかもしれない。精神分野をかじっていれば、そのあたりは理解していると思うのだけど。それに子供もそこまでバカじゃないと思うのだけどね。
@Fuwarin そう、それは取り憑くと誰かのせいにしてしまう妖怪【しんぶんきしゃ】の仕業なんじゃよ。
— TETSUYA2754 (@TETSUYA2754) 2014, 8月 23
......まぁ、そういうオチを付けられても仕方がないかな、という感はする。
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