記事はフリーランスで訪問される側の場合だが、企業を訪問する側の営業の立場でも参考になる話。即ち、議題(メリット)が不明or曖昧なアポ取りは倦厭される。
→Geekなぺーじ:地雷警報としての「一度お会いしてお話をうかがいたい」 http://t.co/AvbGOP2l6L
ぶっちゃけタイトルオチ的な感もあるのだけど、それだけ「ああ......そういえば、なるほどなあ」と思わせてくれたのがこの話。ネットが普及してアプローチのハードルも低くなると、この類の話はこれまで以上に多くなる。出会い系サイトや異性間のやりとり云々ってのじゃなくて、ビジネスまわりでの話。もっとも当方は男性で通している(し実際男性な)ので、異性云々ってのはないんだけど、女性の場合はビジネスに偽装した、単に異性と顔を合わせたいという、もっと不届きなものもあるのかもしれないなあ。
で、本文に書かれていることは一つ一つが非常に納得できる、頷ける話。一言でまとめると「『一度お会いしたい』ってのは具体的案件は特になく、何か好条件を引き出す隙がうかがえないか」という香りがぷんぷんしてくるっていうもの。思い返してみれば、昔の職でもそういう事案も結構あったなあと。例えるなら上記の異性とのやりとりじゃないけど、道端で突然勧誘してくる事案とか、学生時代に同じクラスにいたかなあ、という程度の知り合いから突然電話がかかってきて「ちょっとお茶しない?」的な話がくるとか、ね。
世の中オール・オア・ナッシングってことはないので、今件のような「一度お会いして云々」ってのがすべてダメとは言い切れないけど、確率論的には結構高い割合で地雷と判断しても問題は無いと思う。リソースが限られている場合は、選択の際の考察材料として頭に入れておくといいかもね。逆に時間的に余裕がある時には、暇つぶし的に考えて許諾してみるのも良いかもしれない。
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