魔法の一粒。この粒ガムを1コ入れるだけで、玩具やプラモデルが『食玩』になり、一気に市場が広がる。まさに魔法の一粒なのだ pic.twitter.com/QESHwGMLQf
— プロフェッサーTK(RRM) (@GUNOYA) 2014, 7月 1
先日の【それはすでに食玩では無い・9990円で全高40センチほどのネオ・ジオングが発売へ】でもちらりと触れているけど、建て前的な話も含めた流通網の話。単純な玩具ではおもちゃ系のルートでしか販売できないけれども、そこに一粒の粒ガムを加えるだけで、表向きはこのガムこそがメインであり、玩具は単なるオマケだから、通常のお菓子ルートでも流せるよね、というもの。よく見直してみると分かるのだけど、コンビニやスーパーなどでずらりと並んでいる食玩のほぼすべてには、この粒ガム、あるいはキャンディー、ラムネなどが申し分程度に入っているはず。
元々「食玩」という言葉からも分かる通り、道理としてはその通りでしかなく、よく思い返してみれば昔社会問題化した「ライダースナック」(ポテトチップスに仮面ライダーのクローズドカードが一枚おまけについているタイプの商品が登場し、カードだけを入手してポテチを捨てる事例が相次いだ)の発想をさらに推し進めたと考えても良い。
そしてもう一つ、今件に限って「イイネ」と思ったのは、このキャッチコピー「魔法の一粒」。このガムの効用を端的に、非常に分かりやすい形で説明している。玩具業界から見れば、まさにその通り「魔法の一粒」に他ならない。コピーライティングの巧みさという点でも、このツイートは要注目。
......まぁ、先日の「ガム3つで9990円」ってのは、その辺の建前やら大義名分をぶっちぎってる感も否めないのは事実。通常の食玩と同じルートで販売することはないのだろうけど、やはり暗黙の了解ってのがあるわけで。その辺をちゃんと見極めてやってほしいかな、と。
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