息子の夏休みの宿題終了~。ラスボスの読書感想文に手こずった。
— 湖西晶@〆切ごはん一巻9/27発売予定 (@akikonishi) 2014, 8月 27
カーチャンは昔から読書感想文が嫌いでな...なんで本についてどんな感想持ったかで採点されにゃならんのかと高校時代は不提出を貫いてた...若かった...
今は「要旨を説明し、自分の考えをからめた文を構成する」ことがキモだと理解してますハイ
— 湖西晶@〆切ごはん一巻9/27発売予定 (@akikonishi) 2014, 8月 27
そろそろ夏休みもラストスパートに入り、小中学生は本格的に宿題とにらめっこをしているか、あるいはすでにそれらを終えてパラダイス銀河モードに突入しているか。で、夏休みの宿題として自由研究や絵日記などともに定番なのが読書感想文。400字詰めの原稿用紙に何枚、対象の本はこれらの中からと指定され、その感想文を書かされる。大抵は「ずらずらずらっとあらすじを書いて、そのたびごとに数行『ぼくはすごいと思います』『それは違うんじゃないかなと思いました』と、ちょっとした感想を加えればいい」的な構成。これってブログのスタイルで今でも流行っている、リンク貼り付け+1、2行の感想の繰り返し的な様式の原型じゃないのかとも思ったり。
で、その読書感想文ってあとから考え直してみると、実は要旨の説明を簡易的に行い、しかもそれに絡める形で自分の考えを加え、まとまった文章を作るという訓練になっていたという指摘。ははあ、なるほど。そう考えると読書感想文も単に「本を読んだか否かのチェックリスト」という意味だけではないんだな、というのが分かる。状況の要約って、結構あちこちで必要な場面に遭遇するからね。
私「息子よ、読書感想文の基本はあらすじ・感想・あらすじ2・感想...だ。
最初にあらすじを全部書いてしまうと感想を書くときに引用するから二回同じあらすじを書くことになってしまうのだ。行数は稼げるがな。」
息子「行数が...」
私「待て、今のは聞かなかったことに」
— 湖西晶@〆切ごはん一巻9/27発売予定 (@akikonishi) 2014, 8月 27
......というオチもあるけど、行数はともかく小説や物語でも結構この切り口は使われる。その場ではさかのぼってチェックが出来ない映像系のコンテンツに多いかな。良い例は「刑事コロンボシリーズ」。最初に状況の全般をざっと流して、誰が犯人かを視聴者に知らせる。そして時系列的にもう一度そこまでの下りを解説し、その過程を楽しむ。読書感想文の類も、こう考えて作っていくと......ってそこまでやると、感想文の領域を超えて自分自身の創作文になってしまうか。
仮にこの類の感想文で、読んだ本のあらすじ説明禁止、としたらどうなるんだろう。純粋に感想文だけの読書感想文。結構難しいかも。
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