一時期「にゃんぱすー」とか「生存戦略~」とか「サヤカァ!!」とか「うー!にゃー!」とかツイートしてたやつら、最近アニメうまく探せてないのかたいてい「死にたい」ってつぶやくようになってるのでまた素敵なアニメをやってほしいなって思う
— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2014, 8月 27
そういやちょっと前までは掲示板の書き込みやブログの文中、ツイッターやFacebookのタイムラインでもちょくちょく登場した、はたから見ればみょうちくりんな言い回し、実はその当時に流行っているアニメで語られている決まり文句、合言葉が、最近見かけられなくなった。「にゃんぱすー」とか「うー!にゃー!」とかは特にアスキーアート付きで語られ、当方も最初は「なんだろう、これ?」と思って検索したことを思い出す。
で、上の指摘の通り「死にたい」というツイートは実際見かけないんだけど(笑)、確かにあの時のような盛り上がりに欠けているのは否めない。フォロワーの設定次第なんで、もとからそんなものはないと言われればそれまでなんだけど、これらの決まり文句って、単にノリがイイだけじゃなくて、その言葉を語ることで「自分はこの作品を知っている、君はどうだい?」という同属性の人を探すシグナル的なものをも意味しているんだと思う。一体感を得るための情報発信みたいな感じかな。子供達の間でブームになると多種多様なものが発売される、成り切りグッズと同じ。
そういう意味では、該当する作品が放送を終了し、情報を共有して一体感を覚え、孤立感から脱却させてくれる合言葉が無くなるのは、人によっては心の隙間を埋めていた何かが欠けたような想いを抱かせるのかもしれない。
見方を変えれば昨今のアニメの成功要素の一つのは、この決まり文句、合言葉的なものをいかに上手く創り上げて浸透させる点にあると思う。作品内に登場させる各種グッズと同じで、直接売買は出来ないから売上にはダイレクトに反映はされないけれど、重要な要素ではないかな、と思う系ふわりん。
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