ドライな武将「鳴かぬなら そういう種類の ホトトギス」

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戦国時代に活躍した大名三人の気質を称してホトトギスへの対応を詠んだ句「信長:鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」「秀吉:鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」「家康:鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」は良く知られた言い回し。それに類する形で詠まれた、おちゃらけ交じりの話。まあ当然、どこかの武将が云々っていうものじゃない。

戦国大名の三人の話はいずれもそのホトトギスが鳴くということを前提としている(信長の場合は「本来なら鳴くはずなのにサボって鳴かないとはどういうこっちゃ、ゴルァ」だし。あるいは「鳴かないホトトギスには要は無い」ってことでもあるんだろうけど、その場合は「鳴かないホトトギスはホトトギスでは無い=利用価値はない」ってことだね)けど、今件の場合は「あ、鳴かないの? そういうタイプのホトトギスなのね。まあいいや」って感じ。

まるで今アニメが展開中の「信長協奏曲」に登場するサブローな信長みたいだ。あるいは現代の若者達と評されている、現実にドライに接する様相を示しているようで、逆に味わい深いものがある。


いずれも当方のツイートだけど、もっと現代的な感じでの表現。スマホの利用に慣れきっているので、ホトトギスの様相ですら、スマホ内の挙動で表現してしまうというところ。「電池切れ」に関しては実際、電池で動く鳥のオモチャもあることだし、あながちありえる状況でもある。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月30日 06:34に書いた記事です。

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