江戸しぐさ 実は"彼ら"の エゴ仕草

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一部教科書に掲載されるという、日本の教育史上では恐らく「ゆとり教育」同様に最大級の汚点になるであろう状態が生じている「江戸しぐさ」問題。個々の要素として語られている内容そのものは倫理道徳的なものもあり、全部を否定するものではないのだけど、それを組織体系化したり、解説するためのバックボーンが無茶苦茶で「歴史を創作してどうすんねん」とツッコミを光の速さで連射したくなるほど。

「個々の要素で推挙すべきものがあるのなら、全体ではウソついてもいいやん」という声もあるけど、さにあらず。それって目的を果たすためには手段を選ばずと同意で、とっても恐ろしく、そして愚かな話なのよね。


とまぁ、ざっとまとめるとこんな感じ。一部の事象を広めるためにウソ偽りで塗り固めるのは、愚挙でしかない。んー、もっとアレな例えをすると、教会の権威を絶対的なものとするため、天動説を推し進め、地動説を頑なに拒絶し弾圧した、中世ヨーロッパみたいな感じ。それでいいの? いいわけないじゃん。

まぁ、もっとも、


という話もある。「ウソも方便」という物の類かもしれない。ただそれもケースバイケースで、世の中には渡っちゃいけない川ってのがある。「江戸しぐさ」はまさにその川を渡りまくっている状態なんだよね。それはまさに


こんなおバカな例えが出来る位のレベルの話であるという実態を、認識しておいた方がいいと思うな。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月30日 07:21に書いた記事です。

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