夏休みの宿題の自由課題をひとつ終えた息子に「自由課題は二つ以上だからあとひとつはやらなきゃいけないよ」と伝えたら「自由じゃねぇじゃねぇか...」とぼやいてた
— 湖西晶@〆切ごはん一巻9/27発売予定 (@akikonishi) 2014, 8月 25
「自由」という言葉には「責任」という言葉が付いてくるもので、何でも勝手に出来るものであればそれは「自由奔放」でしかない...と、まるで報道周りの話をしているかのようではあるけれど。夏休みの宿題の定番項目の一つ、「自由課題」に関する小噺、というか実話。
確かに子供にとって「自由」ってのは、一つでも二つでも自分で好き勝手に選ぶことが出来るってのを意味していると思ったのかもしれない。だからこその「自由じゃない」という愚痴が飛び出してきたのだろう。気持ちは分かるけれど、ある意味「自由」という言葉の本当に意味するものを概念的に教える良い機会になったのではないかな。この場合は「責任」というよりは「束縛」が連動していた次第だけど。小さな「自由」が「束縛」で数珠つなぎ、みたいな。
もっともこの子供の学校では
息子の学校は、一学期終了時に前半ぶんの宿題が出される→8/6登校日に提出&後半宿題出される→8/29登校日に後半宿題提出、なので、「7月中に全て終わらせた」とか「8/31に必死でやった」とかが実現出来ない。効率的だけどロマンも無い気がする( ?ω? )
— 湖西晶@〆切ごはん一巻9/27発売予定 (@akikonishi) 2014, 8月 25
という仕組みが導入されているそうな。大抵夏休みの宿題ってのは、7月中にあらかた終わらせて、あとはのんべんだらりんと休みを楽しみ(当方は体が弱かったこともあり、家で大人しくしていることが多かったけど......)、あとは日記などをちまちまと挙げていくってパターンではあったけど。ここで説明されている形式だと確かに計画性の無い子供が慌てる状況は減るだろうけど、逆に計画性の大切さを教える機会が失われてしまう気がする。恐らくは保護者からの要請(一度に渡すとだらけてしまう)ってのが原因だとは推測するのだけど、夏休みの宿題の意義が欠けてしまっている気がしてならない。うぬぬ。
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