餃子の王将、10月1日より5%から10%の値上げ

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販売価格改定に関するお知らせ(餃子の王将、PDF) http://t.co/DYNxhdVyMg 「グランドメニュー価格を概ね5~10%の範囲で値上げ」10月1日から。 pic.twitter.com/izlWj87kgr

— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 11
当社は、平成20年5月に餃子のみ単品価格を20円値上げして以降、コスト削減の努力とQSCの向上により、付加価値の高い料理の提供に努めてまいりました。


しかしながら、外食市場においては、豚肉、鶏肉、エビをはじめとする原材料価格や原油価格及び光熱費の高騰に加え、人材不足による人件費の高騰などさまざまなコストが増加し、今後もこの傾向は続いていくと見込まれます。また、中国産食品に対する消費者の不信の高まりにより、中国産の食材や加工品を国産または中国以外の海外産食材等に切り替える動きが顕著となっており、国産食材を主として取り扱う当社にとっては、コストの増加に拍車をかけております。

このような状況下において当社は、現行価格ではお客様に付加価値の高い商品とサービスの提供を続けていくことは難しいと判断し、グランドメニュー価格を概ね5~10%の範囲で値上げすることを決定いたしました。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。


当方の行動領域内には該当店舗が無いのでほとんど利用したことはないのだけど、大衆食堂としては知名度が高く多くの人に利用され、そして愛されている外食チェーン店の一つ「餃子の王将」。その店舗で10月1日からの値上げが発表された。一部メニューは据え置きだけど、ほぼすべてのメニューが5%から10%の値上げとなる。

例えば企業名にも用いられている餃子は200円だったのが220円、焼きめしは350円だったのが400円となる......って計算してみると10%以上の値上げもあるな、これ。単品では数十円の値上げになるけど、このタイプのお店では大抵数品目まとめて注文する、しかも足しげく通うことになるので、結構大きな痛手となる。

企業側では売上の上昇は見込めるけど、それ以前の減少の穴埋め程度にしかならないと説明し、業績予想は維持としている。その後は......値上げ分だけ売り上げが上がったままということはなく、相対的に利用客、注文数は減るだろうから、トントンに戻るだろうね。

とはいえ、コストの増大は事実ではあるし、赤を出して商売を続けるというのも理不尽な話。何か工夫が出来ればと思うのだけど、そう簡単にいくものでもなし。利用者側は安心・安全の対価として、値上げを甘受しなければならないのかもね。

......実際、値上げ前後でどれだけメニューの動きがあるのか、メニュー単位で知りたい所だけど、それはもちろん内部情報だから非公開なんだろうなあ。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月12日 07:37に書いた記事です。

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