段々とぶれていくスローガン・24時間テレビの迷走ぶりを知る

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最近では募金額が低迷しているとか、全体的にぼやけた感じになっているとかいう話の一方で、出演者のギャランティ周りも含めて何かと騒がしい24時間テレビ。その募金内容の会計周りについてはさておくとして、そのスローガンというかキャッチコピーというか、テーマに関する指摘。まぁ確かにぼやけているし、なんだかつかみどころがない。


これにはこういう指摘もあって一理はあるし、具体的なテーマが毎年続くと慣れてしまって効果が薄れるからではとの懸念もあるんだけど。一方で海外の寄付行為関連の広告手法の事例にもある通り、寄付をする側にとっては、自分の小さな行動が、具体的にどのような貢献をしているのかが分かることによって達成感を得て、多くの人の連鎖を呼ぶことになるのであって(【結果がすぐに、自分の手で分かるとやる気も違うよね】が好例)、ぼかしてしまうってのは逆効果にしかならない。


との指摘も、やっぱりねえという感はある。

また24時間テレビの中身についても、色々と軸がぶれているという指摘は相次いでいる。具体例を挙げるのは避けるけど、24時間テレビの主旨をすでに逸脱しているんじゃないの? とか「最終的に寄付が成されればよい」としてそれを大義名分にして大暴れしている感がある。先日の「アイスバケツチャレンジ」にも見られた、はたから見れば醒めてしまうようなタイプのノリというか、常識を逸脱しているような雰囲気。

これもまた、テレビ業界の企画力の変化なのかしらねえ......。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月 1日 06:55に書いた記事です。

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