24時間テレビに対抗して、24秒テレビというのはどうだろうか。24秒なら全編CGにもできるし、繰り返し放映できるし、豪華なタレントを使ってもギャラは少なくできる...!
って思いついて興奮したんだけど、どう考えてもそれは「ただのCM」だった。
— ヨシナガ(吉永たつき@僕秩) (@dfnt) 2014, 8月 31
先程挙げた記事の指摘にもある通り、色々と当初の主旨から脱線しているような、ぶれが生じている感は否めない24時間テレビ。まぁ、それに対する皮肉交じり的な話として、24秒テレビというのはどうだろうかという話。フジテレビの27時間テレビも24時間テレビに対抗して登場したようなもんだから発想としては間違ってない...けど、オチにある通り、単なるCMと同じっぽい。
でも、実はこれ、発想そのものは決して悪くない。
実は結構良いところついてる。今日付けの 動画における一発芸の世界とVineの有益性 http://t.co/pL5pHk8v3K でも取り上げた、スマホ感覚な構成。まあテレビじゃ難しいだろうけど。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 31
で指摘した通り、先日スマートフォンの浸透に伴う集中力の継続性の難しさや、それ故に短時間で楽しめるエンターテインメントの需要が高まっていること、Vineのような短時間動画や「ボケて!」のに代表される一発芸的なコンテンツに需要があるのも、つまみ食い的、味見的な趣向の高まりを受けてのものなので、24時間テレビにかこつけた24秒テレビという考え方そのものは非常に面白い。
ただそれだとCMと同じってのも間違いない。一般の、一方向的なメディアであるテレビでは実現不可能だけど、ランダムアクセスが可能なインターネット系メディアなら、その発想は十分に活かすことができると思う。そうだね、例えば先の【結果がすぐに、自分の手で分かるとやる気も違うよね】でも取り上げた、成果がすぐに分かると嬉しい寄付手法と組み合わせると、色々と面白いことができると思うよ......というか海外では似たようなものをすでにしているような気がする。
ただこれだと、中間に挟まる代理店が儲かりにくいから、やりたくないだろうなあ。
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