iPhone6で行列を作る心理状況を考える

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iPhoneシリーズの新作が出ると、必ず発生する東京などの主要Apple Storeでの行列。先の同人誌や限定品の発売ならともかく、通常品の発売なのに何で行列を作るのだろう、転売品として購入する人たちも多いよね、という話。行列云々ってのはそれ自身が報道されて人気のバロメーターになるので、店側も半ば黙認、さらには積極的に推し進めている場合もある。数年前の某ファストフードで1000人単位でサクラを雇って行列を作ったなんてのも、記憶に新しい。


と、雑誌や漫画とは一部異なる部分もあるんだけど、やはり絶対数が出回っていない時点での取得はレア性が高くなるので、それによる優越感、先行性的な特権、さらには転売の際の利益上乗せってのがあるんだろうなあ、と。昔のドラクエシリーズ、今なら「妖怪ウォッチ」関連のグッズでも同じこと。周囲が持ってて自分が持ってないってのは、なんだかやっぱり悔しいし、話についていけなくなるってのがあるからね。

それと一体感、気持ちの共有感、さらには並ぶこと自体がお祭りみたいな雰囲気なので、それを楽しむってのもある。さらにiPhoneに限って言えば、ギークな人たちが多いので、特に先行取得性へのプレミアム感は強いと思う。誰よりも先に手にする。それこそが最優先事項みたいな感じ。


......まぁ、中国関連の転売については、指摘の通りなんだろうな。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年9月20日 08:11に書いた記事です。

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