究極の「ねこのひとりあそび」システムを構築する

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猫の数え方は一匹二匹だから記事タイトルは厳密には「ねこのいっぴきあそび」なんだけど、それだと何となくゴロが悪いのであえて「一人遊び」ということで。猫は小動物を追いかけるのが好きで、その習性もあってか、レーザーポインターを使うとその掃射先を虫と誤認して必死に追いかけることが良くある。この習性を活用し、猫に一人遊びを楽しんでもらおうという試み。

詳細は動画を見れば一発で分かるのだけど、該当する猫(Noah)の頭の上にレーザーポインター(ポインター機能を持つペン)を固定し、常に自分の目の前にポインターの光が掃射されるようにしている。猫は目の前に光が照らされてそれを追いかけるけど、常に自分との間に一定距離を置くばかりで、猫側からは「自分から逃げようとしている」と見える次第。当然追い掛け回すので、一人遊びモードが完成する。

頭の上部に付けていることから、首の角度を変えると自分に近づいたり遠のいたり、さらには右や左に振れるなど、それらしい動きをするものだから、飽きることなく追いかけ続ける。説明によると一時間ばかりこの挙動を繰り返したのだそうな。

漫画的表現で「釣竿を使って馬の前ににんじんを固定して走らせる」ってのがあるけど、まさにそれに近い形。頭への固定方法と角度の調整に難を要するけど、発想としては面白い。果たしてこの猫に、自分の頭と目の前の明かりが連動していることを理解する日は来るのだろうか......。


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この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年9月 3日 05:40に書いた記事です。

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