「パクリ」というワードの何が問題かって、「引用」と「転載」と「剽窃」の区別が付いていない上に、それらを理解しようとする気すら無いところだよ。曖昧なワードで語る人の言葉は、聞くに値しない。何故なら、ワードの意味と、ワードが他人に与える認識のブレを本人が理解していないから。
— Yasuaki Madarame (@madarame) 2014, 9月 2
言葉が商売道具なのに言葉を大切にしない人は、自身の無能さを広言しているようなものだ。道具を大切な職人が、良いものを作れる訳がないように。まあ営業職のことなんだけど。
— Yasuaki Madarame (@madarame) 2014, 9月 2
昨今のバイラルメディアやキュレーションやまとめサイト周りに絡んで良く出てくる「パクリ」という言葉。いわゆる推進側はこれを肯定的にとらえる向きもあるけど、上記のような指摘で、非常によく納得がいく理解をすることができた。
@madarame まぁ「パクリ」は基本的に「盗用」ですね。ネガティブなイメージも合わせ。本来ならば、ですが。ただ、「万引き」と同じように、言い換えをして、そのネガティブな部分、問題な所を軽んじさせてイメージさせて、何とか誤魔化そうとする筋がいるのも事実ですね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 2
「コンテンツを「パクる」のは、なぜいけないの?」......ああ、これね。問題のは。あえてリンクを配さないのは、それなりの意味があるということで。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 2
ぱくり http://t.co/OvesDE7Gee 「ぱくりとは、大きな口をあけてものを食べるさまを示す言葉。転じて盗むという意味にも用いられている。動詞形ではぱくるとなり」「商品や手形などをだましとる。 - ぱくり屋という手形専門の詐欺師の呼び名もある。」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 2
「既存のものに似た作品やネタを作ること、あるいは極めて似た作品やネタを発表すること(ネタをぱくった、など。本来は剽窃、盗作)。」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 2
で、昨今の騒動の火付け役の一人でもある、例の「東京でまだ消耗しているの?」発言で有名な、ネット界隈のカリスマ的存在というか、自発的炎上家というか、煽動家的な某氏が、「パクリ」という言葉を指摘の通り曖昧な形で用いていたのを思い起こすと共に、文章などでは基本的に盗用を意味するよなあ、と。
ただ、対象によっては意味合いが微妙に違ってくるという指摘もあり、こちらもなるほど感。
@Fuwarin 「記事」の場合は、犯罪の意味での「盗用」で使われることが多いと思います。引用や転載の話とはズレますかま、「創作物(小説や絵など)」の場合は、参考にする程度でも元ネタが分かってしまうと、パクリ扱いされるよな、と思いました。何を念頭に置くかで、解釈がブレそうですね。
— Yasuaki Madarame (@madarame) 2014, 9月 2
@madarame あー。。。まとめサイトでよくやられる、漫画や写真のトレースなどですね>>パクリ云々 その辺は確かに軸が微妙に違ってますね
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 2
@Fuwarin また、話し手側が、他者の作品を参考にする行為のことを「創作はパクってなんぼ」みたいな言い方をする場合もあるかな、と。話し手の文脈や、聞き手の背景によって、若干意味が変わってきそうです。
— Yasuaki Madarame (@madarame) 2014, 9月 2
議論できない人の典型的な共通点の一つが、(定義化されていないor定義はあるが人によって認識が大きく異なる)ブレのある言葉を使うこと。当然自分の考えを他人に正確に伝えることもできないし、他人の意見を正確に理解することもできない。と言うか、自分の考えをそもそも正確に言語化できていない
— Yasuaki Madarame (@madarame) 2014, 9月 2
@madarame ですね。ただ文章の場合はその多くにおいて、盗用あるいはそれに近い悪意の意味での使われ方をするようです。「創作はパクってなんぼ」の場合も、何らかの悪意、後ろめたさが無い限りはそもそもその表現はしませんし(^^;
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 2
@Fuwarin ネット上の記事の場合は、基本的に「パクリ」=「盗用」(犯罪の意味合い)で使われることが多いんじゃないですかね。それと、「創作はパクってなんぼ」と言う人は、実際にいますけど、「真似してなんぼ=他作品から学んで自分の糧にしてなんぼ」の意味合いでしょうね。
— Yasuaki Madarame (@madarame) 2014, 9月 2
......と、確かに対象によって「パクリ」の意味が微妙に違う、似て非なるものを指していることは指摘の通りで、それと共にその境界線の曖昧さを一連の日本風バイラルメディアの肯定派の方々は用いている感はある。本当は盗用の範囲なのに、それを「パクリ」と評することで、グレーだけどブラックじゃないよ的なニュアンスをしている、というね。そういや先日のインタビューの内容もそんな雰囲気だった。
時々漫画などで「この作品はあの作品のパクリだ」という話が持ち上がるけど、オマージュやモチーフレベルでの実態が、いつの間にかコピペ(コピー&ペースト)的な意味合いで使われて、バッシングのネタにされることって、結構あるからなあ......ノリのネタとして使うことがしばしばあるんで、結構苦々しくも思えるのだけど。
(The PresurferやLike Cool、Neatoramaなどのネタサイトとの違が分からない...しかもそれらのサイトの方が、まだ独自文章が盛り込まれて論旨もある。いっそのことQ&AサイトのDBシステムみたいに本文部分だけ構築してあとはテンプレ差し換えて無限に以下略)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 2
「パクリ擁護派はパクられて拡散されるような優良コンテンツを作る才能も実力もないためパクられて嫌な思いをしたことがないから反対派の主張を全く理解できない」という話は多分正解だと思うけどあまりに残酷な真実すぎてつらい
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) 2014, 9月 2
「パクリ」という言葉の曖昧な定義も合わせ、盗用・コピペ的な意味での「パクリ」を用いている日本風バイラル云々な方々の実情、中身は結局これに尽きると思う。そして多分に、当事者も気が付いている人はいる。その上で、勢いだけで突っ走って後は野となれ山となれ、売り逃げ万歳的なことを画策している香りがすっげーただよってくるのよね。焼き畑農業みたいな? 困った話ではある。
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