排外主義をあおり、日本でしか通用しない論理で、ひたすら「溜飲を下げる」欲求につけこもうとする一部のメディア(そうした方が売れるからだろう)
— 沢村 亙 Wataru Sawamura (@wsawa) 2014, 9月 3
きょう会った外交官(非アジア)によると、この英エコノミスト誌(論調としては保守)の記事が日本駐在の外交官の間で読まれているそうだ。「外」の目が心配するのは、慰安婦をめぐる検証より、この騒ぎに乗じて慰安婦がなかったかのように誘導していく一部の政治と...
— 沢村 亙 Wataru Sawamura (@wsawa) 2014, 9月 3
従来からの報道姿勢はさておくにしても、いわゆる「8.5.事件」(吉田証言の否定とそれに関する対応の数々)に始まる朝日新聞の根本的な体質、報道姿勢がクローズアップされている。先日も池上氏の記事に関してその内容から載せる、載せないと大騒動が発生し、同社の混乱ぶり、指揮系統の問題があらためて露呈されることとなった。
それらの話自身はさておくとして。
......ああ、確かに一部の悪質系まとめサイトのまとめブロガーとあまり変わらないような発言に終始している。新聞協会所属とはいえ、公共の電波を使っているわけでは無い言論機関としての報道である以上、それを明示していれば、新聞そのものはどのような趣旨を持とうが、さほど問題では無い(社会正義や倫理感を持たねばならないことは言うまでも無いけどね)。とはいえ、朝日新聞という媒体が置かれている現状の中で、このような発言をするってのは、一連対応が上層部における確信的行動であることを再認識させられてしまう。 うちの会社も官僚的な体質があるが、主筆とか社長とかトップの鶴のひと声で軍隊のように一糸乱れずに動くこともできない。だからこそ情報が漏れ、現場が声を上げる。つくづく危機管理には向かない組織と思うが、これはこれでいい、と思う 一応プロフィールには公認チェックがされているので、フェイク、成りすましではない。と同時に「(発言は私個人の意見です。朝日新聞社の立場を代表するものではなく、リンクやRTは必ずしも同意を意味しません)」とあり、一応逃げ道は用意してある。ただ、 Twitter見てて思うんだけど、自己紹介etcには所属組織名(新聞社とかね)を使いつつ、でも発信内容は好き勝手言うので組織とは関係ありません...という着火性の高そうな人達、あれはその人の日常生活のやり方をそのままネット上に持ってきたが故なんだろうな。 企業やグループは得てしてそのトップ(集団)がその方向性を決める。朝日新聞は、もし状況の改善を目指したいとして、今トップでそれを成し遂げることが出来るだろうか。「大いに注目したいところだ」。
このような言及までしているのだから、さもありなん。つまり現状の正しい認識そのものからして、出来ていない、その状態で行動しているという次第。
との指摘にもある通り、このようなプロフィールを掲載した上で、組織上の運用方法や関連情報、姿勢をばりばり言及するってのは「思いっきり語るけど、何かあっても責任はとらないよ。でもなんかプラスのことがあったら、それは関係あり」という、オールマイティカードを持って行動している、普段からの対応ぶりを暴露してるんじゃないかなあ、と。
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