朝日新聞編集長大いに語る「自らを非難するメディアはひたすら「溜飲を下げる」欲求につけこもうとする、その方が売れるからだろう」

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従来からの報道姿勢はさておくにしても、いわゆる「8.5.事件」(吉田証言の否定とそれに関する対応の数々)に始まる朝日新聞の根本的な体質、報道姿勢がクローズアップされている。先日も池上氏の記事に関してその内容から載せる、載せないと大騒動が発生し、同社の混乱ぶり、指揮系統の問題があらためて露呈されることとなった。

それらの話自身はさておくとして。

......ああ、確かに一部の悪質系まとめサイトのまとめブロガーとあまり変わらないような発言に終始している。新聞協会所属とはいえ、公共の電波を使っているわけでは無い言論機関としての報道である以上、それを明示していれば、新聞そのものはどのような趣旨を持とうが、さほど問題では無い(社会正義や倫理感を持たねばならないことは言うまでも無いけどね)。とはいえ、朝日新聞という媒体が置かれている現状の中で、このような発言をするってのは、一連対応が上層部における確信的行動であることを再認識させられてしまう。


このような言及までしているのだから、さもありなん。つまり現状の正しい認識そのものからして、出来ていない、その状態で行動しているという次第。

一応プロフィールには公認チェックがされているので、フェイク、成りすましではない。と同時に「(発言は私個人の意見です。朝日新聞社の立場を代表するものではなく、リンクやRTは必ずしも同意を意味しません)」とあり、一応逃げ道は用意してある。ただ、


との指摘にもある通り、このようなプロフィールを掲載した上で、組織上の運用方法や関連情報、姿勢をばりばり言及するってのは「思いっきり語るけど、何かあっても責任はとらないよ。でもなんかプラスのことがあったら、それは関係あり」という、オールマイティカードを持って行動している、普段からの対応ぶりを暴露してるんじゃないかなあ、と。

企業やグループは得てしてそのトップ(集団)がその方向性を決める。朝日新聞は、もし状況の改善を目指したいとして、今トップでそれを成し遂げることが出来るだろうか。「大いに注目したいところだ」。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月 4日 07:07に書いた記事です。

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