@nekoguruma
(゚∀゚)信用拡大には別に財源いらぬですよ。
単に通貨の信任分は増やせるわけで、それの変化はインフレ率で観測可能です。
やまもといちろう氏には基礎的金融知識に欠けていただけかと(
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 9月 6
消費税率周りの話でよく出てくるのが「財政体質の改善が必要。その動きを見せないと日本は信用を失い株価が暴落し債券もえらいことになる」という話。というよりは財政再建急務第一義的最優先事項的な論調には、大体それがセットになる。さらにいうと「財政体質の改善をすれば国内外で信用されるから、日本への投資は強まり、国内でも消費は加速され、経済は発展する」というもの。えーと、合っているような雰囲気を覚えさせるのだけど、なんだか首を傾げたくなる。
ということで、一部で色々と話し合われている、増税と緊縮財政と信用の話。先の消費税率10%改訂は一時ホールドしよう云々ってのとつながりもある。
(゚∀゚)ああ、増税+緊縮で経済成長ってお話ね。
財政健全化による社会保障への信頼性が将来に渡って上がるため、安心して消費が増えて経済は成長する筈だって話でしょう?
2011~2012の欧州債務危機でよく増税の言い訳で聞いたね。結果、消費が減り景気悪化したが。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 9月 6
緊縮+増税で景気回復って論理は実例つきでごく最近に欧州債務危機の時で否定された考え方です。
同じことしたら日本でも再現出来ます。
(゚∀゚)直近の事例さえ調べてないってお話になるため、これを言い出したら相手の底の浅さが分かるいい判断材料です
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 9月 6
経済政策って常に対症療法でしかなくて、絶対勝利の方程式なんかないってのを解ってないのが多いんでないかなーと、素人なりに思ったりも
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 9月 6
バブル景気絶頂みたいな状況で金融緩和バンバンやってたら、そら馬鹿だろって話で
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 9月 6
だが、景気振興になぜか反対したがる人たちは、「高度経済成長を妄想してる」「景気を完全にコントロールできると思ってる」という藁人形を勝手に設定して、それに反対するというシャドーボクシングをやっている @nekoguruma 絶対勝利の方程式なんかないってのを解ってないのが多い
— ut_ken (@ut_ken) 2014, 9月 6
その民主党支持者「阿部政権の政策で景気が向上したといってそれは一時的なもので」ともいっていて、それで阿部政権の当座の成果を否定したつもりだったが......何当たり前のこと言ってるんだか。現状の政策で効果があるのが十年、何十年も続くなんて思ってるのがよほどのアホだ@nekoguruma
— ut_ken (@ut_ken) 2014, 9月 6
ある局面で効果を上げた政策を継続してて問題が出たら、それに対処する政策へと切り替える。自転車に乗ったままプールへ突入する馬鹿はいないってのと同じ
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 9月 6
経済ってのは多項目のパラメータで構成される有機化合物......というか生命体みたいなもので、常に進化しているもの。特定の時期で対応できた手法が、他の場面で同じように使えるとは限らない。まさに病気への対応と同じで、似たような事象を複数探してマッチングしそうな手法の組合せで対処していくしかない。同じ風邪でもある時効いた薬が別の時に効かないとか、結構あるでしょ?
(゚∀゚) 恐るべきことに景気のコントロールが出来ると考えてるって批判する人々って景気変動による問題に一切手を出すな的な自由放任主義が多くそれで起きる悲劇は全て自己責任と言いたいんだろうなぁと。
金融政策や財政政策を調整することで相当数の悲劇は抑制出来るのにね。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) 2014, 9月 6
金融/財政政策が常に成功するとは限らないけど、だからって何もするなって、「どうせお腹すくんだから飯食うな」ってのと一緒じゃないのかねー
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 9月 6
もっと言うと、社会保障、福祉の為の財源はどうすんの?って議論に行き着いくからやっぱり税収は伸ばす必要があるよねぇって解って、結論的にGDPを増やせって所に行き着く。 成長なしにGDPを増やす方法がとれるならそうすれば良いってことでもある。 あればだけど。
— 御神楽 舞 (@mikaguramai) 2014, 9月 6
てか、経済成長とそれに伴う雇用・賃金状況の改善があれば、社会保障費の抑制になるしね
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 9月 6
日本の場合、福祉や労働者保護の充実を訴える側が、同時に増税に反対も訴えるから、経済成長しか民主的な解になりえないんだよな
— まようさ (@mayousa_desuga) 2014, 9月 6
時々当方も言及しているけど、「全体のリソースを増やさずに、あれも欲しいこれもしたいってのは無理」「それ、どこから原資持ってくるの?」という話が結構スカスカだったりするのよね。で、その辻褄を合わせるために、最初の「増税で緊縮財政で財政再建して経済成長」が語られることもある。でも少なくとも前世紀末以降、特にオイルショックの後の消費税周りがトリガーっぽい、失われた20年やらなんやら、デフレ継続時代以降は、それは通用しない。結構あちこちで実例が出ているし、それは明らか。
IMFの「欧州財務危機を緊縮財政で景気回復して乗り切る」という手法に対する総括が成されたのは昨年のことだったのよね>>公式RT cf IMFの"「緊縮財政で景気回復」への総括"覚え書き・その2 http://t.co/MKjWlSeGgh
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 6
『財政政策の否定と国債を国の借金と言い突ける人々へ。IMFの方針転換の事例のお知らせ』 http://t.co/P4N42OkRKD とか IMFが自らの方針としていた「緊縮財政で景気回復」への総括を始めたようです http://t.co/De6o0tnQlX とかね。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 6
まぁ、ケースバイケースだけど、このIMFの欧州の事例でも根本部分は変わらず。「重症患者に投薬と共に筋トレさせるな」ってこと。風邪で寝込んでいる人に「体力つければ風邪に負けないから」といって、筋トレさせるトレーナーのようなもの。物事には優先順位ってのがあるのよ。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 6
「財政健全化で安心感増して消費増える」とか無いからwww もし多くの国民が政府の財政が悪化してるのを憂慮して消費が減退してるほど政治に関心持ってるなら、民主党背への政権交代はなかったし、そもそも戦後自民党が長期間政権を握り続けることもなかったからwww
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 9月 6
どこぞのお偉い先生が言う「金融政策の限界が見えてきたから構造改革」とか意味不明。金融政策でやったのは金融緩和だけ。大量に流し込んだ金を地方や中小企業に行き渡らせる施策何にもしてないし、そもそも小泉政権時代、不況時に無茶な自由競争礼賛政策やって過度の競争→デフレ加速してんじゃんか。
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 9月 6
.@shiwasumi 記事曰「異次元金融緩和は白川時代に比べればうまく行ってる」という至極普通の話で、副題「金融政策の限界が見えた」を「限界が見えた=金融緩和効果無し」と理解するのは深読みしすぎなのです。<8日発売の週刊エコノミスト pic.twitter.com/Ecl1hgb9Wj
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 9月 6
巨大なレベルで先例を欧米諸国が見せてくれたのだから、ねえ......ってこれと似たようなパターン、福祉関連でスウェーデンを事例にした話ってのがあったよなあ。「スウェーデンを真似ろ」っていう。で、同国では年金制度が破綻しているという、ね(【かのスウェーデン首相「75歳まで働いて、でないと年金が......」】)。
で。今件周りでちょいと別方向のきな臭さを覚えていたんだけど、その理由が分かったのがこの指摘。
まあでも、ガッツリ増税して福祉にガンガン回せば、貯蓄しておく必要性が減って消費に回るぶんがモリモリ増えるなんて幻想は、日本でも消費税3%あげただけであっさり否定されたかんじはある。増税・福祉充実・成長無しというセットそのものがファンタジーという可能性
— まようさ (@mayousa_desuga) 2014, 9月 6
これって先日、某元首相sが唱えた「脱成長論」そのものですな RT @mayousa_desuga: 増税・福祉充実・成長無しというセットそのものがファンタジーという可能性
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 6
理想ではあるけれど、人の信用・信頼ってのはそんな単純では無く、単項目のパラメータで設定できる類の一次方程式なものでもない。そして消費税率周りで、それはガッツリ前例として証明されてしまっている。
第一仮に「福祉充実」がある程度果たせたとしても、それは「今の」シニア層向けなものになるのは必然的な話なので、若年層から中堅層には負担ばかり増えることになって、ますます信用は損なわれ、経済は衰退してしまうんでしょうな。
今が半ばそんな感じ。若年層の消費が減退しているのは、可処分所得そのものの減退の他に、社会そのもの、世代が上の人たちに対する信用が損なわれているからなんだよな。
今件のお話では指摘が無かったけど、税率引き上げの停止や再審議で財務体質の改善に懸念が示され、それで株価が暴落したり債券周りが大変なことになる云々ってのは、一体どれだけの裏付けがあるんだろう。アメリカとか欧州とかは? 財務体質改善が結局のところ、経済の立て直し、景気伸長を目的とするのなら、尚更その景気を抑える手立ては優先順位を下げるべきでは?
まぁ、【消費税率は8%に固定し、一度白紙に戻して再審議すべきという提案】でも触れているけど、何を一義的に考えているかってことなんだろうなあ、要は。実の所「増税で緊縮財政で財政再建して経済成長」って解説ですら、大義名分でしかないのかもしれない。
というより根本的な問題として。「増税で緊縮財政」は本当に「財政再建」なのかしらね。そしてその言葉で語られている「財政再建」は、本当に必要不可欠なことなのかしら。なんか色々と呪縛に囚われている感は否めない。
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