本日の格言
女の子ってのはさ、正面から見るんじゃだめなんだよ。
上から見れば可愛く、やや下からなめるように見ればいやらしくなるんだ。
男の目線でどう見せたいかを決めて、女の子の魅力を引き出すんだよ。あとPhotoshop
#あとPhotoshop
— みやび(悪魔提督) (@hmiyabi) 2014, 9月 7
話によるとこれは本職カメラマンの台詞とのことで、さらに「なんやそれ」的なツッコミスピードが増してしまうというお話。女性の魅力を引き出すためにさまざまな構図を考える、特に見る側の想いを想像し、つまり今件ならば男性がどのように女性を見るのかその状況を想定すると良いぞよ、という、なるほど感を覚える説明が続く(個人的には上から撮ることでいわゆる「上目使い」的な状況を切り取ることができるので、単に「可愛い」だけでなく、男性の心を揺さぶるカットが取れるとかってのもあるけど)......。
最後のオチで「あとPhotoShop」とは(汗)。まるでちょっと前に流行った「そう、iPhoneならね」のような、オールマイティーカードを最後にどーんと出して、すべてが台無しになった感。まさに写真屋の言って意味ではオチがつく。
でもこれ、結局「本日の格言 女の子ってのはさ、Photoshop」でまとめられてしまうような。
ただ、単なる笑い話で済む問題ではないのも事実。笑い話には違いないけど、同時に昨今の状況を鑑みるに、事実にも違いないから。うん、もちろんどこまで導入されているかはケースバイケースだけど、ちょっと前に話題に登ったこんな映像を観ると、うーん、と唸らされてしまう。
どこまでを単なる修正と見るのか、どこからが捏造......というか作り替えと見なすのか。その境界線で考えてしまう人は少なくないのではないかな。最終的には「ポーズのモデリングのために人体用意すれば、あとはどんな人にも変身させられるじゃん」ってことになる。ああ、それはもう実現しているのか。写真屋さん、カメラマンの定義も、もう少し時代が進むと、かなり変わってしまうのかもしれないな。
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