「江戸しぐさ」って結局こういうことよ? な話

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【「江戸しぐさ」の話を史実として信じ伝えるのは......】【江戸しぐさ 実は"彼ら"の エゴ仕草】などでも解説しているけど、「江戸しぐさ」に関しては、個々の要素の中には礼儀作法として現在においてプラスとなる要素的なものがあったとしても、それを史実をよじ曲げて歴史を捏造し体系化して伝えるのは、歴史に対する冒涜でしかなく、さらには作法そのものへの侮辱でもあるということなんだけど。「江戸しぐさ」が歴史的に実在するのなら、同時系列線上にあったさまざまな文化に何らかの痕跡が残ってなきゃおかしいんだよね。でもそれが無い。「秘伝だから」って反論もしてくるだろうけど、「じゃ、なんであんたらが知ってるの?」ということになるし、それを証する正当な物的証拠もないってのなら、どんな歴史だって捏造して正当化できてしまうことになる。

仮に「礼儀作法や社会的規範を浸透させるためにはウソも虚言も許される」という本心があるからこそ、大義名分を抱いているからこそ、「江戸しぐさ」の一族があれだけドヤ顔で主張しているというのなら、こんなのもありなんだろうな、という感じがするのが、江戸しぐさハッシュタグに寄せられた意見。


おかしいでしょ、これ(多分に純粋なネタも入ってるけど)。江戸時代から伝えられていたという意味では。楽しめるという「おかしい」と、理路整然に・真面目に考えればありえない、というダブルミーニング。......要は、「江戸しぐさ」ってのは、その内容がそれ位デタラメだってことなのよね。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月 9日 08:19に書いた記事です。

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