「そもそも巨大噴火が起きれば日本という国の存亡にかかわる」との言葉通り、
原発事故リスクを煽るために原発事故を遥かに超える巨大災害リスクを提起しつつ、原発事故対策ばかり論じるのは本末転倒。
原発と火山災害 巨大噴火を侮るなかれ
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— ryoko174 (@ryoko174) 2014, 9月 7
リスクをゼロにすることは不可能で、取捨選択などをしていかにリスクを減らすかが、物事の判断の際には常に求められる。街を歩いていれば自動車事故に合うリスクがあるから、ならば外出しなければ良い、食事をとれば食中毒の可能性がゼロではないし、それをトリガーとして死に至るかもしれないから、食事はとらない、勉強するとストレスでノイローゼになり自分で自分を傷つけてしまうかもしれないから勉強しない。そんな判断はまともでは無い。それと似たような雰囲気を覚えるのが、今件で指摘されている話。
「原発は核攻撃を受けたら事故を起こして放射能汚染されるので危険」
「原発は巨大隕石を受けたら事故を起こして放射能汚染されるので危険」
このような人命保護を無視した本末転倒論には虚しさしか覚えません。反原発したいがための空論ではないですか
— ryoko174 (@ryoko174) 2014, 9月 7
「可能性は0ではない」と悪魔の証明を使えば、どんなに荒唐無稽な仮説でも有力仮説に粉飾できるし
気に入らない説はサンプル数が数千でもサンプル数不足と難癖をつけ、気に入った説はサンプル数が数個でも正しいとみなせる。
原発事故後にこのような錯誤者をいったいどれだけ見かけたことだろう
— ryoko174 (@ryoko174) 2014, 9月 7
一部で流行っている「ベクレル・ゼロ」などという考え方もこの極論的なもので、リスクマネジメント的な発想という点では、まさに「美味しい所取りで自論を形成している」的なところがあるのよね。確かにそのような事象が起きれば該当施設は危険に陥るかもしれないけど、そのような事態が起きたらとの想定を、他の事案でせずに今件のみで行うのは何故だろう、という。
まぁ結局のところ
「地球が粉砕されたら原発が危ない」
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 7
という話に行き着くのだろうな。【「石炭火力発電所」の石炭灰放射能は最大で国内191Bq/Kg】でも挙げられているけど、放射線一つとっても石炭の火力発電所でも相当量が発生している。期待値計算の概念を取り入れて考えると、多分に非論理的であることは疑いようのない話ではあるのだけどな。
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