私が記事で「「発言なし=黙殺」は頂けない」という人がいますが、ちゃんと読んで頂いてないようです。専門外に手を出さず、一貫したツイートをする方の沈黙は賞賛してます。糾弾対象は普段、慰安婦ツイートしていながら、今回の件に触れない記者です
http://t.co/8t6asRZPcx
— dragoner@C86金曜西く32a (@dragoner_JP) 2014, 9月 10
先日朝日新聞界隈で行われた、池上氏のコラム検閲的な不掲載決定、そしてそこから一転しての掲載とその挙動に関する説明周り。一部の朝日新聞記者たちも不掲載に関して「それはどうよ?」的な発言をツイッターなどでしており、ふむふむ感で見ていたら、このような分析がなされ、さらにその分析に関してツッコミがあり、その流れを見るに色々と思う人もあるだろうなあ、ということで覚え書きも兼ねて。
上のツイートにもあるけど、ネット上では概して「反応が無い、書込みされていない」=「黙殺」「沈黙」と誤解されがちだけど、単に忙しかったり反応をする表現が見つからなかったり留保しているだけってのもあるのよね。リアルタイムに対面で質問して答えを求めているのとは違うのだから。で、その一方で今件のまとめではそこも考慮して、普段から関連する事項に関して語っているにも関わらず、深い関係にある今件に関しては触れないのは変だなあ、というお話。
へんに記者アカウントなんて名乗ってると「朝日が大変なときにアンタ反論もしてなかったね」なんて言われるんだな。SNSを過大評価し過ぎだよ。自分の取材に走り回ってる記者は自分の紙面すらろくに読んでないのに。そんなことを知らねーよ(・ω・)
— 靖春 (@yasuharu3) 2014, 9月 10
おっと、いつの間にかまとまっていましたか。 @sugawarataku dragonerJP氏の「池上氏コラム不掲載問題、異議を唱えた記者以外は何を呟いていたか」に対する、不惑記者o40kisha氏他の批評 - Togetterまとめ http://t.co/ebX90FyPGR
— 不惑記者 (@o40kisha) 2014, 9月 10
などの話もあるけど、日常的にツイッターを記者としての立ち位置からの表現表現ツールとして使っておきつつ......ということなんだろうな。まぁ、反応しないことが反応だ、という考え方もあるんだろうけど。
他方このような指摘もある。こちらの方が頭の中のもやもや感を解消できる感は強い。
どらぐなー氏の朝日掲載拒否に関する朝日記者アカウントの集計と日ごろから同業批判や日中戦争その他ど真ん中な話題をツイッターで振りまいてる人たちのこの件に対する批判にたいしてなにやら記者らしき人たちがクサしてたけど、微妙にピントハズレで却ってもやもや感が大きくなる結果に終わってる。
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
批判の根拠があいまいで印象操作に終始しててどうもねー。
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
れいもんどなんちゃらーって人が「斬新な解釈」とかいいつつじゃあ編集者ってどんなの?って提示したのが「左右するとはかぎらないよね」とかトホホな感じでたまらない
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
でもさ、そのたかがツイッターアカウントでプロフに記者大書して事あるごとにマスメディア批判や日中戦争における日本批判や従軍慰安婦に関する日本側批判を繰り返してきたアカウントが自社の件にかんしてあれじゃあ、「人間性」とやらの端緒は現れてるんじゃないの()
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
なんていうか「決め付け」っていうけどそうなる根拠はあるわけよね?
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
逆に言えばそうでない根拠は察してくれじゃあねえ。取材対象がそんなこと言ったら噴き上がる人たちなのにね()
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
特にこの部分は「ああ、そうか」的な。普段「語れないけど心情は察してくれ」などと対応しようものなら逆切れするのがオチだし、少なくともさらなる追及をしないことは無い側が、同じような立ち位置に自らが置かれるとその「察してくれ」を成し、その点について追及されると逆切れするってのはどうよ? というわけだ。
正直不惑記者とかいうひととそのひとがリツイートしてくる内容もかなーりいっぽうてきな「決め付け」に見えるけどね。傍からは。
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
これ、公務員とか社員がいったらとたんに責め立てるよなマスコミって。自分らはおkなんだ、へえー(棒。
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
なんか記者関連のツイッターアカウント相次いで吹き上がってるけど、それ、マスコミ人士以外の人たちも読んでるって気付いてる?
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
この辺も何度か指摘しているし誤解されやすい話ではあるのだけど。ツイッターってのはチャットで一過性の意志疎通ツール......のように見えるけど、実質的にはブログと何ら変わりはない。編集こそできないけど書込みはちゃんと後々まで残るし、削除もできるし、検索して閲覧もできる。そのツイート、ブログの書き込みと同じだよ? ということを認識しておく必要があるんだよね。
自分らが他人を扱うときの料理の仕方と自分らがそのやり方で料理されるときの落差が激しくて色々勉強になるわあ()
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
そらまあ、日ごろ殴りなれてるけど殴られることないものね()
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
日ごろ大上段に色々発信しておいて都合が悪くなると「記者のアカウントを真面目に捉えるなんて」みたいなつぶやきをリツイートするとか、いやあ、確かに記者なんてロクでもない連中ですね()
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
「ろくでもない連中」という表現が適切か否かはともかくとして。そのようなネガティブなイメージを持たれてしまっても仕方がない気はする。
攻めの時は自社の看板背負ってるくせに、守りの時は「俺は関係ない」とか通るか馬鹿
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 9月 10
重ね重ね書くけど、業界関係者だけが読んでるわけじゃないよ(棒
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
ツイッターでの発言でその人の人間性の全てをうかがい知ることはできないって当たり前だけど、だからといってツイッター上での日ごろの発言との落差について免罪されるはざあないわけで、それで何かを言った気になったり、それを得意げにリツイートして回したりする根性は捻じ曲がってるね()
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
要は傍からみても全然論拠になってない当てこすりでしかないのがバレバレなのにソレ拡散して廻ってる時点で「決め付け」じゃねえの?
— winter_mute_jp (@winter_mute_jp) 2014, 9月 10
まぁツイッターのはざっくりと書込みできる「つぶやき」だから、地の部分が出やすいのは事実。勘違いやうっかりミスもあるけどね。確率論からいけば、ある程度量をまとめた上で統計を取り傾向を見ていけば、その勘違い・うっかりミスは事実上目をつぶることができるレベルのものとなり、その上で全体的な特性を把握できるのも事実。もちろん「演じる」ことも可能だけど、そこまで考えてツイートしている人は滅多にいない。ある意味、プロだね。
丹念な調査報道やってる人以外で、取材対象の不祥事は厳しく追及しつつ自分達の不祥事には沈黙するダブルスタンダードを振りかざし、自分の無謬正を主張ながら高い給料貰ってる記者様は、自分の事棚に上げ他人に難癖付ける事でお金貰ってるんだから、893とたいして変わらんということ自覚してる?
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 9月 10
やや直接表現過ぎるきらいはあるけど、要は「このような指摘されても仕方ないのではないのかな」ということ。......見方を変えると、そのような指摘をされる発言や対応が出てくるほど、今回の「池上コラム不掲載問題、異議を唱えた記者以外は何を呟いていたか」による指摘は、痛いところを突いた、ということになるんじゃないのかな。
......個人的には。そして自分の経験談が多分にあるけど。記者界隈って選民意識というか特権階級の最上位にいる的な考えが深層意識部分にあって、それがにじみ出てしまう人が少なからずいて、それが目立つ状態になっているんじゃないだろうか。どの業界にもその類の人はいるんだけど、報道系はその確率が結構高いように思える。無論、統計を取れるわけでは無いので、あくまでも雰囲気として、だけどね。
自らの仕事に誇りを持つことは大切だけど、その誇りを取り違えると、いつの間にかモンスターとなってしまうような気がするのだな。
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