もし独立を果たしたら・スコットランドあるある話

| コメント(0)


先日【スコットランドが独立する、という話がちらほら出始めているけど】でも伝えたように、イギリスのスコットランド地方が独立に関する住民投票を行うということで、その投票結果がどうも賛成派多数になるかもしれないと、各界隈が色めき出っている。で、こういう話が出てきて「ああ、なるほどな」という感があった。

実際に宗教や民族やその他諸々の問題があるし、経済協力を申し出たとしてもスコットランドが受け入れるか否かは定かではないけど、遠交近攻の言葉にもある通り、イギリスとの対立が想定されるなら、あるいはイギリスと仲良くし続けるとしてもけん制の意味でも、案外スコットランド側も好意的に反応する可能性はあると思う。まぁ、条件次第ではあるけど。

見方を変えれば、イギリスもアメリカもその他西側欧州諸国も、そんな事をされたらたまったものでは無い。仮にスコットランド内にロシア軍基地の租借を許可するなんてことになれば......アメリカにおけるキューバ的なポジションとなるのは必至で(あるいは現状におけるロシアに対するウクライナ的な?)、全力をもって該当諸国は対応してくるはず。

見方を変えれば。

仮に、スコットランドが独立をしたら、という話だけど。ロシアにアプローチをかけるだけで、イギリスからもEUからもアメリカからも、多分な「協力」を得られる可能性が出てくる次第。まぁ一歩間違えれば思いっきり反発食らうかもしれないけどね。

まるで「バランス・オブ・パワー」で遊んでいるような感じだな、こりゃ。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年9月11日 07:13に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「すぐに緊急停止ボタンを押すべきか否か...電車内で緊急患者が発生した場合、覚えておきたいこと」です。

次の記事は「身体に不自由を覚えた時と、「杖」という見えるシグナルを持っていても」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30