女装こそがもっとも男らしい所業であるとの論理的な解説

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膝の皿を割っちゃいけません......はともかくとして。男性にしか出来ない、女性には到底成しえない所業を「男性らしい行為」と定義するのなら、力仕事や服装、態度なんかよりもはるかに明確で確かなものがある。それが「女装」。女性が女性の服装をしても当たり前の話なんだから(「女性の服装をする」にはなるが、言葉の真意としての「女装」には該当しない)、「女装」は基本的に男性のみの行為。ならば「女装」こそがもっとも男性らしい行為ではないか......というのがこの意見。えーと、あっているけど、なんだかキツネにつままれた感じ。

似たような話は椎名高志先生の「(有)椎名百貨店」2巻に収録されている「オール・ザット・ギャグ」にもある。女の子はお嫁さんにはすぐ成れるけど、男は普通は成れない。だからこそ男に生まれたからにはお嫁さんになり、不可能を可能にせなあかんという、分かったような分からないようなギャグをかましてくれる。

この理論で考えると、もっとも女らしい行為ってのは「男装」となる。つまり女装した男性と男装した女性こそが、もっとも男女らしさを示したカップルということになるわけだけど......なんだか別の世界線に行ってしまいそうな話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月15日 06:05に書いた記事です。

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