虚構新聞がリアルな新聞とタメを張ってしまう時代

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世の中のさまざまなニュース、事案を面白おかしく、そして多分にブラックユーモア的な発想で創作する、ウソニュースメディアとして「虚構新聞」というのがある。先日は色々と元ネタに怒られたりしたように、そのブラックさから騒ぎになることもあるし、中には首を傾げるような、不謹慎なものもあることは否定しないけど、大よそその考え方は評価できる。中にはこのニュースを本物と勘違いして拡散する人がいるのが問題だけど(URLとかが東京新聞と似てるのよね)。

で、その虚構新聞が以前、任天堂・岩田社長の嘘インタビューを書いたところ、先日の朝日新聞社による嘘インタビュー暴露問題があり、「また嘘がリアルになった」と嘆いてしまったという逸話。

昨今のあれこれはフィクションとノンフィクションが融合する、アンビリーバボーな情勢と言えなくもない、むしろ現実がフィクションを追い越してしまったような感がある話ともいえる。そのまま事件内容を小説仕立てに説明する記事を書き、そのままシナリオとして作品化しても、恐らくは没を食らってしまうだろう、それほどの陳腐なフィクション性の香りがする話だものね。

虚構新聞の内容が虚構で済むような、そんな世の中になることが、ある意味皆が求めるべき方向性なのかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月15日 06:38に書いた記事です。

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