東スポが昨今の誤報情勢にお嘆きのようです

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昨今の朝日新聞の誤報......というか虚報というか捏造というか、とにかくそのたぐいの話が語られる際に、東スポを事例に挙げる事案が増えているらしい。そこで東スポ側も嘆きのつぶやきをこんな形でしている。いわく、「東スポ並み」という言い回しは誤報を指すのではなく、面白い記事を指して使う言葉とのこと。

厳密には面白い記事もあるけど、ネタ的な記事やら表現が過度なものとか、とにかく普通の一般報道とはベクトルが少しずれている感。ただ同時に主張している通り、概して楽しいものであり、その話がネガティブなベクトルに向けられるものではない。多くの人を憤らせたり悲しませたり、被害を受けるようなものではない。


「冗談というのは、みんなでゆかいに笑えることをいうのです」至極名言だけど、東スポの記事はまさにこのコンセプトに基づいたものであり、昨今問題視されている「誤報」と同一視するのは、確かに失礼にあたるといえる。

似たようなベクトル、媒体としては日刊ゲンダイがあるけど、あれはむしろ昨今の「誤報」に近い方の話。「東スポ」とは似て非なるもの。ある意味、一般新聞と対になるような、お互い参考にすべきものとして「東スポ」は存在しているのかもしれない。

いや、それ自身は色々と考えさせられるところがあるのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月15日 07:45に書いた記事です。

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