【小学一年生の児童数推移をグラフ化してみる(2014年)(最新)】
入学する生徒数の漸減。これとは別に団塊世代の退職で教員の不足も心配されてるんじゃなかったっけ。
— 鼠。 (@3pF) 2014, 9月 16
先日本家サイトで挙げた、そして「生徒」と「児童」でちょっとしたあれこれがあった、小学一年生の数が漸減している、そしてこの1、2年はちょっぴり盛り返しているっぽいという話。これについて段階の世代の退職で教員数も減っているのでは、という疑問の話。これについてなるほどこれは気になるということで、同じ学校基本調査で調べてみた。
e-statで過去のデータを経年的に全部ひっくり返すのはやや手間がかかるので、最新の学校基本調査に掲載されている直近数年分の過去データを参照。団塊世代の定年退職時期とジャストミート(2014年で団塊世代が65歳=高齢層入りをする最後の年となる)だから、大体概況はつかめる。
ちなみにこんな感じ(学校基本調査 http://t.co/gw2sYBIqae から、小中高の教員数) pic.twitter.com/IH11K6mmNg
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 16
.@3pF 直近5年位の動向を見るに、小中学校の教員数は横ばいか漸減ですが、想定の範囲内ですね。高校がちょっと気になる減り方。あと中高では女性の教師数が増えて、一部を補完している雰囲気もあります。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 16
単純な人数に限れば、小中学校の教員数は横ばい、あるいは漸減。高校の減り方がちょっと大きいかもしれない(ちなみに私立公立国立全部を合わせた数)。ただ、児童生徒数も減っているので、ある程度はバランスが取れた状態かも。また、女性教師数・率が増えているのも注目。女性が補完としたけど、これはむしろ社会進出が進んでいると見た方が適切。
もっともこれはあくまでも頭数のみ。質的問題や年齢などまでは把握できない。団塊世代の定年退職は今年までなので、このままの調子なら来年以降はさほど問題がいらなくなる......のかな? 特に質の問題で現場では問題が発生しているという話もちらほら聞くけど、まだ具体的な数字としては上がっていないのでホールドということで。今後の動向にも注視したい。
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