地震などの揺れを感知すると、自動的に冷蔵室のドアをロックする冷蔵庫(SJ-GF60A/50A)が本日より発売。もちろんプラズマクラスターで、庫内の浮遊カビ菌の除菌や脱臭を行います。 http://t.co/0DUjAcJhaE pic.twitter.com/5hOH74Arss
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2014, 9月 18
先の震災の際には家具そのものが倒れることによる被害に加え、倒れこそしなかったものの衝撃で扉があいて中のモノが散乱し、片付けがえらいことになったり、その散乱した物品でけがをするという事例も多数あった。これを受けて......というか以前の阪神淡路大震災の際にも言われていたことだけど、家具などの調度品に関して、中身が飛び出ない、戸が勝手に開かないような仕組みが色々と成されている。
今件冷蔵庫は、通常の利用に際しては普通に使えるけれど、地震などの揺れを察知するとドアがロックされ、振動でドアが開いて中身が飛び出るというリスクを減らす仕組みを有しているとのこと。機能名は「対震ロック」で、物理的な機構が用意されている(【対震ロック(シャープ公式ページ)】)。
機構を確認すると「ああ、なるほど」という感のある仕組みで、まるで江戸時代のからくり玩具みたいな感じ。良く考えたもんだよなあ、とは思う。
冷蔵庫本体の固定は既存の対震アイテムでどうにでもなるので(とはいえ専用のフックなどを備品として発売するのはありかなあ)、今件のような内部的な機構ってのは、ちょいとばかり嬉しい話ではある。
コメントする