「信用しちゃいけない言葉」と空気を読めるか読めないかと

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あまりにもよく出来ているのでどこかのコピペの転載かなあ、という感はあるのだけど、結局現時点ではマスターとなるものが見つからなかったので、ちょっとチェックの意味も兼ねて覚え書き。要はこれらの言葉で語られた内容には真偽性の点で疑わしいものがある、語った側の真意は別にあるかもしれないから注意しようという言い回しの一覧。無論その類の言葉がこれですべてというわけではないけど。

「完全無料」に近い言い回しで「永久保証」とかいうのも含め、建て前というか聞き心地がいいから使ってるだけで実際にはそんなハズないだろ的なものをはじめ、ビジネス的なものとして誰も信じてないよそんな言い回し的なものが結構ある。それと共に相手も多分実情は分かっているだろうけど、それを語るのは忍び難いので言い訳してる、内情を察してほしい的な感じで代替させた言い回しも結構ある。「ごめん寝てた」とかね。反意的な意味では「怒らないから言って」「またご飯行こーね」とかも該当するかな(「今度機会があれば云々」っての似たようなもんだな)。

ビジネスの上での言い回しはともかく(ビジネス、契約の上での曖昧な言い回しはトラブルの元にしかならない)、世間一般的なやりとりでの言い回しの類は、「信用しちゃいけない」という形で拒絶するというよりばむしろ、「暗黙の了解」的な内容が多分に含まれた、以心伝心的な使いまわしとして考えた方が色々とスマートに事は進むんじゃないかな、とも思う。先日の【だれにでもある、と言われている「認知のくせ・ゆがみ」のお話】とも結構深いかかわりがあるかな。代表的な言葉としては「ぶぶづけ食べていきなはれ」が適切かと。

見方を変えると、このような言葉が単純に「信用しちゃいけない」として伝播されるってのは、それだけ「空気を読む」ことを苦手とする人が増えてきたあかしでもあるんだろうな。あと、それを悪用して、多くの人の足を引っ張る事例が出てきて不信感を高めさせているとか(上で挙げた「完全無料」とか「永久保証」とかが好例だな)。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月19日 08:05に書いた記事です。

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