「なぜこんなものが!?」古本で遭遇する新たな世界

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手にした本を読んでいたら、突然押し花のサプライズアタック。「古本」との説明はされていないけど「どこからからもらってくる」という表記があるし、新本にこんなものが挟んであるはずもないので、多分に以前の持ち主によるものと考えた方が道理は通る。

そのまま放置しておくわけにもいかず、捨ててしまうのも忍び難いので......


別のファイルを用意してそこに収めたという話。

指摘にもある通り、本で押し花の類を作る際には直接本にはさむのではなく、吸い取り紙や新聞紙を緩衝剤として用いるのが普通のやり方。本はあくまでも重石、プレッシャーアイテムとして使うのであり、水分を吸い取るためのモノじゃない。単に創り方を知らなかったのか、本そのものを大して重要視していなかったのか......

押し花とは限らないんだけど、古本を調達したり、本の寄贈を受けると、時々こんなサプライズ的な遭遇をすることもある。稀に「お金(へそくり)が入ってた」ってのも聞くけど、そういう即物的なものはともかくとして、本が刊行された当時の折り込みチラシや、持ち主のメモ、出版社の宣伝ペーパーなどが入っていると、前の持ち主が読んでいた時の時代が封印されていたかのようで、ちょっとドキドキしてしまう。

これだから古本調達は止められないのよね。......自分の状況が回復したら、また神保町めぐりをしてみるか。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月20日 08:30に書いた記事です。

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