ネガティブツイートした後に「もしくはプリキュアになりたい」って言うだけでどれだけ毒吐いても後味がマイルドになる
— 幾枝 風児/紅楼夢く-01b (@fushinsya) 2014, 9月 19
これ、元ネタがどこにあるのか、あるいはマスターなのか、あまりにもノイズが多すぎで判断が付きかねるので、もしかするともっと昔から語られていたマジックキーワードかもしれないとうことではあるけれど。どんなに毒々しい内容でも、最後に「もしくはプリキュアになりたい」とつけるだけで、なんだかほんわかした、毒を抜かれたような話になるというもの。
例えば次のような例文を挙げてみる。
......ああ、なるほど。「なればいい」ではなく「なりたい」とすることで、他人にではなく語った本人に矛先を向けさせ、さらに現実では不可能な、夢物語を語ることで、「自分はこれほどまでにスットコドッコイなのですよ」というアピールと、さらには直前までに語っていた言葉そのものの本気度を「-かもしれないね」「-だったらいいな」というレベルにまでぼかしてしまっているんだ。「天に誓って」「じっちゃんの名にかけて」の正反対の意味的なものだな、これ。
さらに「プリキュア」という子供向けの作品を願望対象とすることで、より幼児性を前面に押し出し、内容が陳腐さを有していることを表明していることにもなるのか。その上、その実態をイメージさせることで、周囲が吹き出すかもしれないというおちゃらけ感まで生じる。
「もしくはプリキュアになりたい」。シンプルではあるけど、実は案外奥深い言い回し、かもしれない。
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