元記事の説明は自動車とトラックの交通事故に巻き込まれ、奇跡的に死を免れたロシアの自転車乗りの情景。そんなオーバーな表現をしなくても......と思い動画を再生したところ、その表現がオーバーでも何でもないことが分かり、かえってぞっとした。説明によると2014年9月14日にロシアの交差点で起きた事故。交通監視システムのカメラがとらえた映像とのこと。
画面右側から横断歩道を渡ってくる自転車......だけど視点がどうも下側、ハンドル部分を見たきりで少々不自然なので、もしかするとスマートフォンをしながらの運転かもしれない(後で高画質で見返したところ、そのような様子はなく、単に止まっていたトラックの陰に隠れてしまって奥手から走ってくるトラックの発見が遅れただけみたい)......が、画面奥から走ってきたトラックに気が付かずにそのまま前進。
すると突然左側から赤いスポーツカーが猛スピードで走り込んで来て、トラックの前部に接触。その勢いでスポーツカーのバンパーははじけ飛び、トラックもスピンをかます。その衝撃でようやく自転車に乗ってきた人も気が付くものの、ただ背を丸めるのみ。
そしてスピンを続けるトラックの側面に、自転車は衝突。ところがぶつかった角度が幸いしたのか、トラックからはじけ飛び、トラックが横転するのとは反対方向に転がり難を逃れる。トラックはというとコントロールを失って数メートル迷走した後、ついに横倒しに。ほぼ無傷な状態の自転車に乗っていた人は、状況を把握しきれず、倒れた場所から身動きできず、周囲をうろちょろするばかり。
騒動に気が付いた、道路を走っていた他の車も止まり、トラックの運転手を助けようとしたり、状況の確認をするのだけど、どうやらトラックの運転手も無事だったようだ。スポーツカーの方は......画面では見えないからこの時点では不明。......ってよく説明を読むと「自動車などは壊れたが、誰もけがはしなかった」とあるので、スポーツカーに乗っていた人も無事なんだな。
これだけの大規模な事故で、一人もけが人が出なかったってのは、まさにミラクルとしかいいようがないわな。
(ソース:【Like Cool】)
コメントする