アップル製品を半年以内に買わない、買わせない、アップデートさせない ...... 林檎三原則
— まっくす (@mac_fukuda) 2014, 9月 25
先日のiOSのアップデートの際のどたばたは一部の人が大きな影響を受け、騒ぎになったことで、慌てて取り消し状態に。朝起きてツイッターのタイムラインを見たら、夜中に世の中で大きな騒動が起きて大喧噪が展開されている状況を目のあたりにし、色々と複雑な気分にさせられた次第。そんな状況下で語られたのが、この三原則。
いわゆる非核三原則を模したもので、初期ロットはリスクが高いのですぐに手を出すと痛い目に合うことは必至だよなぁ、という教訓が込められてる。もっともこれはアップル製品に限った話では無い。例えば先日のWindows系のアップデートで、適用すると環境によってはブルースクリーンが連荘するという事例もある。Windows系ではOS以外は対象が絞り込まれることが無いので、リスクが分散するだけの話。調べるとマザーボード単位、メーカー単位での似たようなリスクは山ほどある。
一方、昔のアップル製品に関しては、「発売後半年経つと価格が半分になる」という言葉もあったようだ。次から次へと新商品が発売され、半年もあれば後継機が展開されるので、自分の最新鋭機が一世代前の機種になってしまう。今ではiPhoneですらそれほど頻繁な機種転換はないけど、やはり新しい世代機種が登場すると、昔の世代のものは大幅に値が下がる。安定性では昔の世代機の方が良いのだけど、少しずつソフトが対応しなくなるから、新機種の方が使いやすいということになる。どちらを選ぶかは考え方次第。
まぁ実のところ、例の行列の件も含め、発売直後に精密機器を購入するのは、多分に人柱的なところもある。昔はより高い完成度を確認した上で発売されるのが常だったけど、最近は「そんなことやってたら他社に負ける。それなりに安定性が確保できれば、あとはネットでアップデートしていけばよい」って雰囲気が強いからね。もっともネットゲームならβ版と称して展開すりゃそれで大義名分は成り立つんだけど、実商品までそれをやられるのは、いかがなものかなあ......と思うのは当方だけだろうか。
コメントする