「ポップコーンをドラゴンにしてみてよ」「えっ、でも出来た」「えっ」

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ツイッターは短文のブログの集合体で読み方を工夫したクライアントシステムのようなものだけど、チャット的にも使うことが出来る利点を用い、大喜利的なものやクイズバラエティみたいなやり取りが結構頻繁に行われる。リプ(リプライ。返事のこと)を受けてその内容に合ったものを自分の技術を用いて創生し披露するというやりとりは、特にアートの技能を持つ人には自分の腕前の披露や公知、さらには訓練的なもの、刺激を得るためのものとしてよく見聞きされる。時としてそれがきっかけで大きな話に展開したり、色々な作品が世に送り出されもする。今件もそのような話になるかもしれないなあ、というもの。

絵師ののすけ氏が受けた「リプできたものをドラゴン化する」というお題に、「ポップコーン」というネタが。普通の人では両者を頭の中でイメージして掛け合わせても、どうやっても一つにまとまらない。ところがプロの技にかかればこの通り。「ああ、これは確かにポップコーンなドラゴンだ」と納得することしきり。もこもこの部分は羊さんにみえるけど、ちゃんとドラゴンの特性をもって、一目で分かる。子供ドラゴンみたいな感じ。

他にも「空き缶」や「ロールパン」という、やはり普通に考えれば「それは無理だろ」的なリプが来たようだけど、しっかりとそつなくこなしていく。


特に「ロールパン」は逸品で、アンパンマンにそのまま出てきそうな感すらあるし、個人営業の手作りパン屋さんではそのままのデザインで「ドラゴンロールパン」という名前で製品化しそうなほどの出来栄え。こういう感性、匠の技を見るにつけ、才能ってのはやっぱりスゴイものがあるんだなあ、という感嘆の溜息が出てくる次第。

......パン屋のトレイにずらりと並んだ「ドラゴンロールパン」、ちょっと見てみたい気がする。【ドラゴンパン】というのはあったし、以前紹介したように7/11のうーなぎパンってのもあるから、出来なくはないと思うのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月28日 06:32に書いた記事です。

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