ゲーセンで忘れ物発見した時にその忘れ物の写真を撮って「○○のゲーセンで○○の忘れ物ありました~」ってやるのやめてくれ頼む 店員としてはその忘れ物の特徴聞いて本人かどうか確認してるんだから写真上げられるとあかんのや
— yoshi (@yoshi3098) 2014, 9月 27
先ほどの御嶽山での噴火に際しての取材周りの話でも感じた、さらにはLINE絡みの色々な問題でも思ってはいるんだけど、Facebookと比べてツイッターはオープン性が高く、しかも発信側の身元を隠せる手立てが多い上に、インターフェイスが閉鎖的コミュニケーションツールのLINEなどのチャットツールとも似通っていることから、つい自分の話を身の回りにいる人たち向けに考えている錯覚を起こしてしまう。ブログが流行り始めた初期における「ブログは自分が知っている人にしか公開されていないはず」という誤解と同じ感じ。良くて「自分にとって都合が悪い人、読んでほしくない対象は目を通さないはず」という意識がどこかにある。
で、そのような意識でゲーセン(に限らずどのような場所においてでも)の忘れ物に関して、その実態が分かるような写真を挙げられると困りますよ、という話。犯罪ならば「秘密の暴露」に該当する、本当の持ち主だった人しか知り得ない情報が、その写真によって不特定多数に知られてしまう。そうなると、持ち主のふりをする人が出てくる可能性があり、またその落し物を預かっている人も本当に元の持ち主なのか否かを確認する手立てが無くなってしまう。例えば本人確認ができる証明書の類が忘れ物に入っていて、元の持ち主が身分を証明できる書類を持参したとかなら話は別だけどね。
自分もゲーセン店員として伝えるなら
落し物を見つけた時、スタッフに届けて、落し物情報を本人まで拡散したい時は
「店の名前と落ちてた物」だけにして頂けると助かります。無くした本人はそれだけで気づけるので。
絶対に「特徴(色、形、付属品)と写真」だけは載せないで下さい。
— Mr.はる (@sharus0710) 2014, 9月 27
指摘にある通り、落とした場所とどのようなものが落ちていたか、取得されたかさえ情報として知られれば、落とした本人は気が付くはず。それ以上の情報はまさに蛇足になってしまうのだな。もちろん落し物を拾った側は善意のつもりで、分かりやすいようにと色々な特徴を書いたり写真を載せたりするのだろうけど、それが仇になりかねないってことを知っておくと、落とし主も、そして拾った本人も不幸にはならないと思うよ。
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