自衛隊の災害派遣部隊は長野県御嶽山付近に到着。ここを流れる川の色が、、、 pic.twitter.com/A3QeHGCdAE
— やおやさん trh200v1tr (@trh200v1tr) 2014, 9月 27
御嶽山噴火で救助に向かう陸上自衛隊の車両 pic.twitter.com/z7fsugFhKF
— SAKANA7 (@SAKANA7SCNA) 2014, 9月 28
【速報】噴火災害派遣の陸上自衛隊89式装甲戦闘車、御岳ブルーラインから御嶽山へ向けアプローチ開始しました! pic.twitter.com/kpu9DqNBEP
— デューク東郷@エルガミオ教(・ω・)ノ (@miu_widearea43) 2014, 9月 28
今回の御嶽山の災害ではプロアマ問わずに現地やその周辺からの画像・映像が相次ぎ投稿され、時代の流れを覚えさせるものがあった。先の震災でも各自衛隊の活動ぶりは何度となく見せられたけど、やはり安心感を覚えさせる(それだけに、もう少し各種手当を増やして整備を進めるべきとは思うのだけど)。
けれどもその一方で、こうやって色々とその姿を見せる自衛隊の姿に、明らかさまに、あるいは暗に反発を覚える方もいる。
後読み.@mikunitmr さんの「御嶽山の噴火に関する被災者救助に自衛隊を投入したことについて」をお気に入りにしました。 http://t.co/44xKB7k8AJ
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 28
例えばこのまとめで挙げられている事例が好例。詳しくは中身を確認して欲しいけど、ある高名なジャーナリストの方が、自衛隊の出動に関してあまり良い感触をもたれていないようで、色々と困った話になっている次第。
江川紹子さんが御嶽山噴火に自衛隊を派遣する意味がわからんと言われてるが、人を助けるのに自衛隊だろうが警察消防だろうが関係ないと思う。最善を尽くすことが重要なのでは。助けを求めてる人の事を一番に考えるべきじゃないかな。
— ダンボー@営業中 (@jerry2530) 2014, 9月 27
江川紹子はじめ、一部のリベラルが、今回の火山救助に自衛隊が派遣された事に疑義を抱いてる。俺にはこの神経が全くわからない。まず救助するのが第一義であり、その手段は何でもいいんだよ。自衛隊が出たという事は国の指示により、人命最優先の最速救助が選択されたんだよ。どこに文句があるんだ。
— mollichane@俺肥ゆる秋 (@mollichane) 2014, 9月 27
まぁ、こんな感じ。
かのジャーナリストな方やそれに合わせてツッコミをされている方は、派遣されている車両の車種にも色々と難癖をつけられているけど、それに関しても
89式装甲戦闘車を使う理由なんて「それが(隊員含めた)生残性が最も高くなる車両」だからであって、警察や消防がそれ以上の車両持ってればそれ使うだけだし、無いから現状になってるだけでしかないんだが、不思議と理解出来ない人居るよね......
— そる・あーす (@Sol_Arth) 2014, 9月 27
装甲車や戦車がNBC防護能力があって核戦争なんかも想定しているって話は聞いていたから、「中の人が蒸し焼きになる」って相当強い根拠でもあって言ってるのかと思ったら何の根拠もなかったのね。
— knt(黒猫亭) (@chronekotei) 2014, 9月 27
という指摘がなされる次第。ジャーナリストであればこのあたりは調べた上で発言されるべきだし、物事に対して否定的な事実を語っているかのような質問を繰り返し、周知をうながし印象付けさせる詭弁法は、自身の信頼性を損ねるだけなので止めた方がいいと思うのだな。
結局のところ、
結局のところ、自分たちは教えて導く側という意識が、どこの誰ともわからない専門家や野生の識者に導かれることを、敗北、先導者としての権威の失墜って受け止めちゃうのかもしれんね。職業ジャーナリストは大変だなぁ。
— 加藤AZUKI@(´Д`;) (@azukiglg) 2014, 9月 27
ジャーナリスト、識者、教員の中でも普段から「情報や知識を与える立場」「世の中を導く立場」という意識が高過ぎる人は、SNSの匿名野良識者から自分が知らない知識を与えてもらう事もプライドが許さないのだろうな。「ご指摘ありがとうございました」「訂正します」が言えないから毎度炎上する。
— リサ@11/28-30若狭原電紀行 (@JPN_LISA) 2014, 9月 28
という指摘あたりが正解で、意識の高い残念な人モードになっちゃってるんだろうなあ、という推定。
一方で今件のように、陸自の車両でないと果たせえない状況が相次いだ際に、普通科用の装備を特殊要務につかせるのは、運用面としてどうよ、という指摘もある。だったら警察や消防に類似の装備を実装されれば、いやそれではリソースが無駄になる、そして下手に新規に創ったところで活動する場面はさほど多くないだろうから、無駄扱いされるのが......という話。【FEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)のサイトが実に実践的ですごかった】でも触れているけど、アメリカならFEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)、ロシアならロシア非常事態省のような別途省庁を設けるのも一つの手なんだろうけどね。
火山災害に自衛隊が派遣されること自体には特に問題を感じないんだけど、雲仙の時の73APCなり今回の89FVなり、普通科運用の正面装備を止むを得ず耐熱救難車として使うのが対災害行政としてどうなのかって話、消防の整備が基礎自治体単位なのと併せて議論盛り上がって欲しい気はする
— えいちえむえす・ゆりしーず (@hms_ulysses) 2014, 9月 28
ただ、救助機関に専用の耐熱・耐火山弾救難車を用意するとなると、噴火予知の非確実性と相まってコスト高にならざるをえないので、近い将来含めた現状、各地の普通科連隊なりの装甲車両使う以外の道は無さそう
— dragoner@C86金曜西く32a (@dragoner_JP) 2014, 9月 28
前にも似たようなことを行ったけど、J隊並みの災害救助が行える組織をつくろうとすると、手間時間金人材、全てが足りない。仮にアレな方々の主張通りにJ隊から軍事要素を抜いて災害救助特化の舞台にしたら、またぞろ民主党のように「めったに起こらないものに備える無駄」として仕分けられる
— はくまに級補給艦@佐世保鎮守府 (@haku_mania_P) 2014, 9月 28
理想を言えば活火山が近いとこの消防署に装甲車並の装甲と遮熱性能ある救難車備えるべきなんだろうけど、コストどうするのかって問題は常につきまとうしねぇ...
— 各務原 夕(暗黒非合法小学生) (@nekoguruma) 2014, 9月 28
実行可能な手としては、自衛隊へ該当しそうな汎用性の高い装備の充足・増強と、各方面隊への分散配置(をして「しかるべき時」にすぐに使えるようにする)と、その場面においてスムーズに運用できる法体制の整備でしょうね。リソースがある程度必要ですが、一番現実的>>公式RTs
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 28
@nekoguruma さらに問題なのは今回の御嶽山の警戒レベルが1(平常)だったということなわけで。警戒が必要とされる火山は全国に47もあり、そのすべてに展開するとなると言われる通り、コストがとうてい現実的な数字にならないでしょう。
— 三重県民(じゅうななさい) (@Mie_Kenmin_MK) 2014, 9月 28
結局は戦場仕様・国土国民の防衛を理由にコスト高や費用対効果をある程度度外視してしまえて、予算規模や運用キャパの大きな自衛隊や軍隊に装備させといて必要な時に活用って話になる
— 維新の里の油搾り係 (@SUS303) 2014, 9月 28
結局は今行っている各自衛隊の運用、そしてそれをより運用しやすくするための各種手配こそが、一番リソースの節約にもなるし、実現度が高いし、現実的であるということになる。まぁ、そういう結論がある程度読めるからこそ、自衛隊があまり好きでない方は、色々とツッコミを入れてくるのかもしれないなあ、と考えると、なるほど感。
ちなみに災害救助に関して、消防や警察の拡充では実質的に困難で、自衛隊に任せた方が良いという話は、4年近く前に論議がされている......ってのがサルベージされている。
【災害救助と自衛隊・消防/救急の拡充ではなぜダメなのか】
【災害救助と自衛隊 その2/他に頼れる組織がないのに非難だけするのはなんで?】
震災前の話だというから、さらにちょっと驚き感。
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