欧米で進化「けん玉」逆輸入 国内で人気再燃、製造追いつかず(産経新聞) - Y!ニュース http://t.co/VijfxlgTY4 https://t.co/diBJHtKHie http://t.co/P31a2Ej8CN マジっぽい
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 28
日向さんによると、欧米に広まったのは、数年前に北海道を訪れた米国人スキーヤーがけん玉を持ち帰ったのがきっかけだ。「仲間の一人が格好よく技を決める映像を動画投稿サイトに出し、スノーボードやスケートボード、(自転車競技の)BMXなどのプレーヤーたちに拡散した」
けん玉の伝承・普及に取り組む公益社団法人「日本けん玉協会」(東京都千代田区)へは、イベントなどで技を披露するプレーヤーの紹介を求める連絡が相次いでいる。同協会認定の競技用けん玉はスーパーなどから新規取り扱い希望が殺到、国内3社の製造は追いつかない。
新聞報道での「海外で流行っている」という形での紹介は、時として「そんなのごく一部の限られたコミュニティでの話じゃん」というツッコミがされてオシマイってことがあるので、一応色々と調べたところ、これについては結構マジらしいということで、覚え書き。ちらほら見聞きした限りでは記事の通り1、2年ほど前から海外で話題に登っていたとのこと(当方の巡回している海外ネタ系サイトではまだ見かけてない。残念)。
各種動画や海外での記事をチェックしてみると、どうも従来の日本風のけん玉としての遊びというよりは、ストリートパフォーマンスのアイテムとして、元々高い技能を有しないと演技ができないけん玉が、ステキアイテム的にとらわれたらしい。オリエンタリックな不思議な造形を容易く操るその姿に、何か神秘的なイメージを覚えたってのもあるんだろうな。
昔コカ・コーラが牽引する形でヨーヨーブームなるものがあったようだけど、それはどちらかというと紳士的な雰囲気が強かったようだ(動画を観る限り、ね)。今回のけん玉ブームは、アイテムそのものはヨーヨーと似てはいるけど、使われ方は大きく異なっており、興味深い。
遊びも時代と共に変化する。いいんじゃないかな、こんなけん玉の遊び方も。動画が誰でも気軽に撮れて披露できるようになった昨今、昔の遊びを今によみがえらせる良い事例として、検証すべき話かもしれない。
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