自販機の冷たいドリンクはどのタイミングでHOTに切り替わるんだろぉ(`.ω.´)温かいコーヒー飲みたかったけど、私のよく通るトコはまだだぁ...。あ!おはようござりますっ!今朝は金木犀が香ったよう?*阿部里果*
— どんとこいラジオ (@donkoiradio) 2014, 9月 27
......という話があり、確かにハテナ感を覚えさせられた。中にはずっと冷たいままってのもあって、「なんでやねん」とツッコミを入れたくなる自販機もあるんだけど、ああでもそういうのは最近はあまり見かけなくなったな。震災以降は電力周りで節電機能を強化した自販機に逐次切り替えが進んでいるので、この温度関連についても結構厳密になっている気がするんだけど。
ドリンクの自販機はいつホットからコールドになるのか http://t.co/h2q1rQmOei 自販機のHOTの切り替えは? http://t.co/mMOyCDtsZz 自販機保有サイドの任意か、管理会社が一元管理......というのが大勢みたいです。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 27
自販機イノベーション http://t.co/yA8tsnurKr 「気温条件を設定してクラスタ別にシミュレーションを実施し、ホット切り替えタイミングの最適化で売上がまだ伸長できると定量的に提示されました」のように、販売量の最適化を目指してデータの精査をしているところも。
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 27
で、せっかくなので自分で調べたところ、自販機の管理体系によって違いはあるけど、大体は企業側が一元管理、あるいは自販機の持ち主が自己管理という感じ。自己管理はその持ち主の気分次第、というか売り上げが上がるようなタイミングで切り替えるのだろうから、上で触れたように「ずっとコールド」ってのもありえるわけだ。
一方で、やはり周辺環境の変化に伴いホットの方が売れる、コールドの方が売れるってのは違ってくるので、データを蓄積してもっとも売れるタイミングでの切り替えができるように、企業で一元管理をしている場合は、その精査を続けているとの話。自販機のデータはそのまま販売データにつながるからね。周辺温度も取得しているだろうし、気象データや設置場所のデータ(どの程度の交通量があるのかという類の地図も商用で存在する)などと突き合わせ、最適化を図るってのは、不可能じゃない。
ローソンでは中華まんやおでんの販売タイミングについて「前日よりも気温が下がると体感温度も低下し、温かいものを食べたくなる」と言及し、8月上旬あたりからすでに販売してるってのも、このデータ精査と似たような話なんでせう http://t.co/5NOUVt2u0Y
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 27
"夏の暑さはお盆前の8月上旬にピークを迎え、それ以降は絶対温度は高くとも前日比で温度が低くなると「体感温度」が低下し、温かい食べ物への需要が高まるから" ローソンお盆前から早くも中華まんとおでんの発売へ http://t.co/9AeY56DV7C
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 27
この辺の話は、ローソンなどが結構頻繁にリリース上で触れている、「気温はまだまだ高くて暑く、夏真っ盛りには違いないのだけど、前日と比べて気温が下がり出すと、体感的に寒さを覚えるようになり、そのあたりから中華まんやおでんが売れ出す」という、実証実験に基づいた販売手法と近しいものがある。まさにデータの有効活用に他ならない次第。
近所に自販機があり、ちょくちょく見かけている人は、毎日そのラインアップを撮影し、周辺気温と合わせて登録しておいて、切り替えのタイミングをチェックしてみると面白い、かもね。
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