【株式会社ローソンと陸上自衛隊補給統制本部が「大規模災害時における物資の供給要請に関する協定」を締結】
【陸上自衛隊補給統制本部】
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— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 9月 29
【協定の主な内容】
大規模災害の際、全国的な物流・生産が回復するまでの期間、陸上自衛隊補給統制本部需品部がローソンに対して物資の供給の協力を要請することができるものとする。
簡単にまとめると、先の震災のような大規模災害が発生した場合、通常の物流機構が寸断されて、被災地への十分な生活物資などが通常の商用ルートでは流通しえなくなり、その場合は各自衛隊が援助物資などの形で供給を行うことになる。その際に、陸自の補給統制本部需品部がローソンに対し、援助物資の提供を求めることが出来るという協定を締結したという話。提供した際の対価がどうなるのかとか、詳しい事はローソンと陸自間の間での話なので不明。先の震災の時はどうだったのかな? 大企業ともなれば、その辺の対価は求めていない気もするのだけど。
......それにしても、陸自の補給統制本部需品部ってどこかで聞いたことがあるなと思って探してみたら、ほぼ同じ協定をファミリーマートとも結んでいたという記事を以前書いたんだった(。【ファミマが陸自の補給統制本部需品部と災害時の協力協定を結んだという話】)。セブン&アイはちょっと見つからないけど、イオンもほぼ同じ協定を2012年6月に結んでいる。
まぁこの類の協定は、実利用されなければそれに越したことはないのだけどね。一方で、備えておくことで万一の状況が発生した場合でも、法的な問題や手続きのあれこれで対応が遅れるといった、頭を抱える事態を防ぐことはできるわけだ。
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